FXや先物で賢く投資するには
この数日、為替の動きが激しい。FXや原油先物のポジションも手仕舞うまでには行っていないが、一日の変動幅が大きすぎる。うまくやれば、ボロ儲けだけど。。。
ところで、FXも含め、先物取引は差金取引なので、基本的にレバレッジを掛けた取引が前提となる。こういう取引を投資に組み込むときにポイントとなるのが、レバレッジの調節である。 レバレッジ10倍だと、100万円の拠出で、1000万円分の売買が可能となる。しかし、リスクも10倍になることを忘れてはならない。現物(FXなら為替相場)のリスク(変動幅)が10%なのであれば、10倍のレバレッジは大きすぎる。-10%になると100%のロスとなってしまうからだ。
賢い投資家は、リスクとリターンを意識する。ある外貨を買うと平均5%のリターンが期待できるとする。その変動幅はプラスマイナス20%。つまり、リターンは、-15%~+25%の間に入ると予測されている。この通貨を投資対象に選ぶとしよう。まず決めるべきなのは、どれだけの損失を許容するかである。
(1) -30%まで許容する場合:
レバレッジを2倍にする。上の例では、100万円に上乗せした、400万円を予備資金として現金で確保しておく。こうすることで、仮に-15%の変動が起きた場合でも、損失は-30%に抑えられ、350万円の現金を確保できる。
(2) -10%まで許容する場合:
投資手段をFXに限るのであれば、この通貨は投資対象とはならない。ただし、リスクを減らす投資方法はある。現物を買って先物を売るのだ。いわゆる「リスクヘッジ」である。このときには、金利の変動が絡んでくるので、ポジション保持中も、細かな調整が必要になる。しかし、金利が変動しないと仮定すると、現物5の買いに対して先物を1売ればよい。
◆番外編:商品現物を買うと消費税が。。。
ここ1年半ほど、金の現物を積み立てで買っているのだが、明細を見て初めて気がついた。消費税がかかっている。それも手数料でなく、購入金額にたいして。つまり、金という金属を購入しているから、そこに消費税がかかるわけだ。手数料も安くないのに、さらに消費税まで掛かるというのは、意外な盲点である。
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