年末ジャンボ宝くじの案内メールが来ていた。それによると、大金が当たる賞の割合は、発売総数が 70 ユニットのとき、 1 等 2 億円 70 本 2 等 1 億円 140 本 元気に 2010 年賞 100 万円 7,000 本 ということらしい。 70 ユニットは発売総額 2,100 億円になるので、 1 ユニット =1,000 万枚である。当選確率を計算してみると、つぎのようになる。 2 億円 1,000 万分の 1 1 億円 500 万分の 1 100 万円 10 万分の 1 つまり宝くじ一枚あたりの当選金期待値は 20 + 20 + 10 = 50 円。ということは、宝くじへの投資平均リターンは -250 円。実に「マイナス 83 %」! ほぼ確実に損するわけだから、合理的な判断をするなら絶対に買わない。 けれども、今年は 1 枚買ってみようかと思う。なぜなら、株などと違って、必ず一定の確率で「当たり」があるから。株のリターンは未知だけれど、宝くじのリターンは既知なのだ。株を買うだけでも手数料で 300 円くらい取られる。どうせ 300 円を払うなら、宝くじ 1 枚のほうが価値がある。 という屁理屈をこねてみる。