いまさらFX通貨ペアの表記についてのまとめ
FX取引で痛恨のミスをしてしまった。通貨ペアの表記を読み間違えて、ユーロ売りドル買いのつもりが逆の取引をしていた。幸い大きな損失が出る前だったが、こんな初歩的なミスをするとは馬鹿である。
このようなミスを繰り返さないように、ここに表記法をまとめておく。
シンプルに「先に表記される通貨が取引の対象」と覚えればよい。例えば「USD/JPY」を買うと、米ドルを買って、日本円を売ることになる。これを売れば、米ドルを売って、日本円を買うことになる。つまり、「X/Y」という通貨XとYのベアの取引と通貨の売買関係は次のようになる。
- X/Y 買い = Y売り X買い
- X/Y 売り = X売り Y買い
これさえ覚えれば、取引の単純ミスは無くなる。
ところで、通貨ペアの為替レート表示は、先に表記される通貨の相対的な価格を後の通貨単位で表示したものになる。したがって、通貨ペア「X/Y」のレートが上がるとXの(相対)価値が上昇し、Yの価値が下がったことになる。逆にレートが下がると、Xの価値は低下、Yの価値が上昇したことになる。
これでもうFX取引ミスともおさらばである。
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