歴史の勉強こそ「なぜ」を考えさせるべき

学校での歴史の勉強というと、暗記ばかりでつまらなかった記憶があります。でも、そこに「なぜ」を考える要素があれば、もっと楽しめたのではないかと思いますし、社会で役に立つ実践的な力を磨けたのではないかと思います。例えば、スペインの無敵艦隊はなぜイギリスに破れてしまったのか、自分なりに仮説を立て、歴史上の事実と照らし合わせて検証するのです。

このように、なぜ?なぜ?と考えていくと、歴史上の出来事の因果関係が見えてきて、自分なりの歴史観が形成されるとともに、思考能力が鍛えられます。断片的な情報をもとに、背後にある構造を見抜く洞察力が鍛えられます。

そしてなにより、「仮説を立てて検証する」という作業は、理系文系を問わず、すべての学問の基本ですし、ビジネスで新しい価値を創造するための基本作業です。

暗記一辺倒の歴史教育はやめて、「考える」歴史教育が必要なのではないでしょうか。

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