佐渡トライアスロン2019 移動編

佐渡トライアスロンでは、レース二日前の金曜日から選手受付、説明会が開かれ、夜には前夜祭(正確には前々夜祭)となる「島祭り」が開催される。島祭りは選手は無料で食べ放題飲み放題。そんなわけで、前々日入りする選手も多い。私も金曜日の昼頃、佐渡入りした。

レース前々日 8月30日(金)

移動経路:交通手段
自宅ー最寄り駅:徒歩
最寄り駅ー東京駅:地下鉄、JR線
東京駅ー新潟駅:上越新幹線
新潟駅ー佐渡汽船ターミナル:路線バス
佐渡汽船ターミナルー佐渡(両津港):佐渡汽船ジェットフォイル
両津ー佐渡国際ホテル八幡館:路線バス

ラッシュを避けるため、出発は朝6時ごろ。自宅から最寄り駅まで700mくらいの道を、リュックと輪行袋に入れたバイクを担いで歩いた。アルミバイク、それも特に軽量ではないため、なかなか重い。これだけで、カーボンバイクが欲しくなってしまう。

6時過ぎの電車に乗り込むと、意外と通勤客で混みあっていた。最近は時差出勤などで、早めに出勤する人も増えているのかもしれない。なんとかバイクも積み込めたが、結構焦った。

東京駅から上越新幹線Maxときに乗り込む。輪行袋を担いで車内の階段上り下りはきついので、車両端の席に着席。バイクは最後尾席の後ろに置かせてもらった。まだ早い時間帯なので、バイクを持った人はちらほら見かけるくらい。

新潟駅を降りると、予報通り雨が降っていた。ここから佐渡汽船ターミナルまでは10kmくらい。晴れていれば自走でもよいかもしれないが、路線バスを選択。駅前のバスターミナルから乗車する。周りにはバイクを抱えた人が数名、バイクはないがトライアスロン参加者と思われる人が数名。問題はバイクをバスに乗せられるかだったが、何とか持ち込めた。20分ほどで佐渡汽船ターミナルへ到着。

予定より早くターミナルに着いたため、予約していたジェットフォイルの時間を一本早い便に変更してもらった。それでも出発までに時間があったため、まだ人影はまばら。

ジェットフォイルは、シートの一部がバイク置き場となっており、そこにバイクを置いて、自分の席に座った。さすがに乗客はほとんどがトライアスロン参加者か、家族や関係者のようだ。

新潟港を出ると、あっという間に両津港に到着。両津港には大会側で用意しているシャトルバス「アストロマンバス」が待機していた。1500円で大会中乗り放題のフリーパスが買えるそうなのだが、自分のホテルに行ってくれるのか、その辺がいまいちわからなかったので、路線バスを選択。ホテル方面に行く南線に乗った。金曜の昼過ぎ、乗客はほとんどいない。

ホテルの最寄りバス停と思われる、「佐渡博物館前」で下車。実は、後に「八幡温泉前」が最寄りだったことが判明。ホテルの建物が見えたので、ゆるい坂道を登って歩いていくと、どうも裏側に出てしまったらしく、重いバイクを担いで来た道戻るのも嫌だったので、庭(松林)を通り抜けて正面にたどり着いた。

とりあえずホテルまではたどり着いたが、ここから、選手受付と説明会の会場までは4km弱。天気は雨。仕方なく大きな荷物とバイクをフロントに預け、徒歩で会場に向かった。結構な距離である。アストロマンバスを使ったほうが良かったと後悔する。

ということで、結論として、レンタカーを借りないのであれば、島での移動は、基本アストロマンバスを使用するのが便利だと思う。ただし、アストロマンバスは大会スケジュールに合わせて、限られた便数での運行となっているので、うまくスケジュールを合わせないと、帰りの船に間に合わなかったり、長い待ち時間ができたりしてしまう。

島祭りにはバイク自走で来る人も多かったが、帰りは真っ暗になるし、アルコールを飲むだろうから、バイク自走は避けたほうが無難。アストロマンバスなら、港から、受付会場へ直行。受付と説明会を終了してから、徒歩で島祭り会場へ向かえば良い。そして、島祭り後はアストロマンバスが、各方面のホテルまで送り届けてくれる。

私の場合は、島祭り会場で会ったトラ仲間の車でホテルまで送ってもらった。

レース前日 8月31日(土)

この日は天気が良かったので、移動はほぼバイク自走。バイクコースの最後の上り坂だけチェック。スイム会場付近ではキッズトライアスロンが実施されており、その横で試泳ぐ。風も強かったので、結構波立っていた。

宿泊施設からスタート地点まで自走できない人は、前日にバイク預託することになる。

レース当日 9月1日(日)

スタート地点までバイク自走。ホテル同室の方々と一緒にバイクで会場入りした。3時半ごろなのであたりは真っ暗。それに結構肌寒い。ウィンドブレーカ持ってきてなくてちょっぴり後悔。

そして、レース後は再び自走でホテルへ戻った。この時も真っ暗でとても肌寒く、ガタガタ震えながら戻った。

レース翌日 9月2日(月)

ホテルー両津港:路線バス
両津港ー佐渡汽船新潟ターミナル:カーフェリー
佐渡汽船ターミナルー新潟駅:路線バス
新潟駅ー東京:上越新幹線
東京ー自宅最寄り駅:JR線、地下鉄
最寄り駅ー自宅:徒歩
帰りは、ほぼ行きの逆の経路をたどった。最初の誤算は、バスの混み具合。ホテル前のバス停から7時台のバスに乗り込んだら、高校生などが大勢乗っている。何とかバイクを積めたものの、その後もどんどん乗客が乗ってくる。しまいにはほぼ満員に。多くは両津手前で下車し、最後はガラガラになったが、かなり肩身の狭い思いを強いられた。

行きと異なり、帰りはカーフェリー。ジェットフォイルと違って豪華なつくりにびっくり。とにかく広々していて、解放感が心地よい。それに航行中もほとんど揺れない。あまりに静かなのでいつ動き出したのかわからないほど。私はカーペット敷きの2等客室で横になってうとうとしているうちに新潟に到着。これなら、ジェットフォイルよりずっといい。値段も安いし。

新潟駅までのバスはそれほど混まず、助かった。

帰りの新幹線では、バイクを置くため、最後尾シートの指定を取っていたものの、隣の席の人もそれを狙っていたらしく、大きめのスーツケースを携えていた。しかし、私のバイクが全て占有してしまっていたため、その人は足元にスーツケースを置くしかなかった。

上越新幹線(東海道山陽新幹線もそうだが)は荷物置き場が無いのが問題。ほかの大会では通路に輪行バッグを置いているケースも見受けられたそうな。。座席を削って荷物置き場作ってもらいたい。。

最終的に、バイクは宅配便を使うのが楽だと思った。しばらくバイク練ができなくなるというデメリットはあるが、移動はとても身軽。新幹線の荷物置き場の心配もしなくてよいし。次は宅配便を使おう。

次回への教訓

  • ジェットフォイルよりカーフェリーが楽しいし、安い
  • バイクは輪行より宅配便が楽
  • レンタカーが無いなら、アストロマンバスを駆使すべし
  • ウィンドブレーカは必須(簡易雨具でもOKかと)

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