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YouTubeでランニングフォームの研究

YouTubeで前回の箱根駅伝あらためてハイライトを見たけど、「山神」柏原スゴイ。あの坂をあんなスピード駆け上がるなんて信じられん。 そこからたどって、ランニング関連の動画を見ていたら、ハイレ・ゲブラシラシエのロードレースの映像があり、これを見ると、完全にフラット着地なのが良く分かった。ひざは軽く曲げられて着地の衝撃をうまく吸収している。無駄の無い、実に綺麗なフォームだ。 そのゲブラシラシエが1998年に5,000mの世界記録(当時)12'39"36を出したときの映像がこれ(↓)。しびれる。これなんか、平均ペースが 2'32"/kmくらい。僕が五条坂を全力で駆け下りたときくらいのスピードにあたる。 YouTube を見ていたら、タラウマラのランニングサンダルとか、ビブラム・ファイブフィンガーズで走っている映像もあった。もちろん、ベアフット・ランも。 さて、「風が強く吹いている」の再読も完了したことだし、第87回箱根駅伝予選会も10月16日に控えている(もちろん僕が走るわけではないが、弟が走るらしい!)ということで、再びランニング魂に火がついた今日この頃であった。いいフォームを目に焼き付けて、自分の走りを変えるぞ。

29kラン:七条~大原~鞍馬温泉

秋分の日の9月23日、京都で29kmランを敢行した。当初、比叡山トレイルランを計画していたのだが、朝方雷雨があり、その後も雨模様の天気が回復する見込みがなかったので、別のコースを走ることにした。走り始めると雨はほとんど止んだが、空は低い雲に覆われていて、ときおり、雨がぱらつく天気だった。 コースは、RunKeeperの記録( http://runkeeper.com/user/haokacci/activity/16972681 )を見てもらうと早い(ペースは計測ミスがあったため、不正確)が、起伏に富んだ約29kmのコースである。東本願寺の南端の七条通をスタート、七条大橋から鴨川沿いを北上、出町柳から高野川沿いに北上を続け、国道367号に入り、比叡山ケーブル八瀬駅を通過して、大原に入る。大原から府道40号を西方向に進み、江文峠を経て、市原に出る。そこから再び北上して鞍馬温泉「峰麓湯」でゴール。トータル2時間40分程度かかった。 宝ヶ池のあたりまでは、登っていることに気づかないくらいの、ゆるやかな上り坂になっている。そこから大原方面へ曲がったところから本格的な上りになってきた。まだまだ半分も来ていないので、無理せず一歩一歩確実に足を進めることに集中する。トンネルをくぐると少し下ったが、その後もしばらく登り基調の走りだった。大原に入る手前では、歩道が無くなって、道路の幅も狭くなった。大原に入ると再び道は広くなり、田んぼが広がる景色となった。 道の駅に着いたところで休憩し、iPhone4を取り出すと、なぜかRunKeeperの経路がスタート地点からまっすぐ直線になっていることに気づいた。どうやら、バックパックにしまうときに、パネルに触れてしまって、記録がサスペンドされた状態で走ってきてしまったらしかった。しかたなく、そこから計測再開した。ペースが不正確なのは、このミスが原因なのだろう。 鞍馬までの道のりは遠かった。まず大原まで以上の本格的な登りが始まった。「箱根の5区はこんなのをずっと登るのか」などと思いながら、ここでもゆっくり確実に足を進めた。しかし、意外に早く峠に到達し、そこからは一気に下りに転じた。はじめはスピードにのって下ったが、次第に飽きてきて市原までは少々退屈なランとなった。 市原からは、4kほどの登りが始まる。やや細い道を登っていくのだが

良いスピーチ・プレゼンの条件

「良いスピーチ・プレゼンの条件」などとえらそうなことを述べるつもりはないのだが、見落とされがちな重要なポイントを一点、備忘録として、書いておこうと思う。それは「見た目」である。これは、様々な要素から構成される、服装、表情、目線、姿勢、ジェスチャー、動作、などなど、スピーカーに関して目に入ってくる情報すべてが当てはまる。 もちろん、スピーチでもっとも重要なのは内容と構成なのだが、それを効果的に伝えるためには、それにふさわしい「見た目」が必要となる。たとえば、社長が、会社の成長戦略についてスピーチしている間、ずっと視線を原稿に落としたままだったとしたら、その戦略がどんなに立派なものだったとしても、だれからも信用されない。 ところで、私は、スピーチの構成を練るのはそこそこ自信があるが、スピーチそのものはどちらかと言えば苦手だし、見た目まで気を配る余裕はない。 しかし、そんな私でも、見た目を鍛えることはできると信じている。一番の方法は、自分のスピーチをビデオに撮り、繰り返し見直すことである。とくに見た目に注目するときには、音声を消してみると良い。音声を消すと、見た目のチェックに集中できる。このように、自分のスピーチを、聞き手の立場になって見直すことによって、「これだ!」というところに行き着くまで、繰り返しチューニングしていく。スポーツのトレーニングと同じだが、スポーツには年齢の壁があるのに対し、スピーチには年齢の壁は全く無い。いつはじめてもかならず上達する。私はそう信じている。 良いスピーチやプレゼンを行いたければ、内容と構成をじっくり練るとともに、見た目も磨く必要がある。そんなトレーニングをする場として良いのが、トーストマスターズ( http://www.toastmasters.org/ )である。日本でも関東を中心に広がりを見せていて、多くの英語や日本語スピーチクラブが存在する。私も、千代田トーストマスターズクラブ( http://chiyodaspeech.org/ )に所属して、スピーチ上達に励んでいる。