29kラン:七条~大原~鞍馬温泉

秋分の日の9月23日、京都で29kmランを敢行した。当初、比叡山トレイルランを計画していたのだが、朝方雷雨があり、その後も雨模様の天気が回復する見込みがなかったので、別のコースを走ることにした。走り始めると雨はほとんど止んだが、空は低い雲に覆われていて、ときおり、雨がぱらつく天気だった。

コースは、RunKeeperの記録(http://runkeeper.com/user/haokacci/activity/16972681)を見てもらうと早い(ペースは計測ミスがあったため、不正確)が、起伏に富んだ約29kmのコースである。東本願寺の南端の七条通をスタート、七条大橋から鴨川沿いを北上、出町柳から高野川沿いに北上を続け、国道367号に入り、比叡山ケーブル八瀬駅を通過して、大原に入る。大原から府道40号を西方向に進み、江文峠を経て、市原に出る。そこから再び北上して鞍馬温泉「峰麓湯」でゴール。トータル2時間40分程度かかった。

宝ヶ池のあたりまでは、登っていることに気づかないくらいの、ゆるやかな上り坂になっている。そこから大原方面へ曲がったところから本格的な上りになってきた。まだまだ半分も来ていないので、無理せず一歩一歩確実に足を進めることに集中する。トンネルをくぐると少し下ったが、その後もしばらく登り基調の走りだった。大原に入る手前では、歩道が無くなって、道路の幅も狭くなった。大原に入ると再び道は広くなり、田んぼが広がる景色となった。

道の駅に着いたところで休憩し、iPhone4を取り出すと、なぜかRunKeeperの経路がスタート地点からまっすぐ直線になっていることに気づいた。どうやら、バックパックにしまうときに、パネルに触れてしまって、記録がサスペンドされた状態で走ってきてしまったらしかった。しかたなく、そこから計測再開した。ペースが不正確なのは、このミスが原因なのだろう。

鞍馬までの道のりは遠かった。まず大原まで以上の本格的な登りが始まった。「箱根の5区はこんなのをずっと登るのか」などと思いながら、ここでもゆっくり確実に足を進めた。しかし、意外に早く峠に到達し、そこからは一気に下りに転じた。はじめはスピードにのって下ったが、次第に飽きてきて市原までは少々退屈なランとなった。

市原からは、4kほどの登りが始まる。やや細い道を登っていくのだが、さすがに疲労のたまった脚にはきつかった。途中告別式が行われているところを邪魔しないように通過し、ひたすら登ると鞍馬寺に出た。ここまで来ると、観光客の姿がちらほら見られた。そこからさらに1k弱上ると、ようやく鞍馬温泉に到着した。

鞍馬温泉の日帰り入浴は、大人1,100円と、少々高い。温泉は山中の静かなところにあって、設備は綺麗なのだけど、正直、風呂はそれほど立派なものではない。だからか、それほど混んでいなくて良かった。

温泉につかったあとは歩いて鞍馬駅まで行き、帰路についた。しかし、電車は乗り継ぎが悪く、帰るまでに1時間以上もかかる。「走ったほうが速いなぁ」と思いつつ、疲労をためないためにも、そのまま電車で帰宅した。

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