Spring Recipes を読んで


Velocity Template Engine というものが開発中らしい。下のサイトのHello Worldサンプルコードを見てみると、非常に軽いDIのようなものなのかなぁとも思えるが、単にビューとロジックを分離する軽いフレームワークのようなものなのだろうか。面倒な設定ファイルが無いところがよさそう。
http://www.javaworld.com/javaworld/jw-12-2001/jw-1228-velocity.html?page=1

ところで、1週間ほど掛けて、ようやく、"Spring Recipes" (Gary Mak) を読んだ。"Advanced"トピックの部分は斜め読みだったが、一応、一通り目を通した。


この本は、Springフレームワークの全体像が俯瞰できるので、とても良い本だと思う。Springに限らず、Java系のWebアプリケーション・フレームワークの仕組みが良く理解できる。一回読んでおく価値はあると思う。

読み進める中で、フレームワークにとって一番重要なポイントは、実は、テストフレームワークの良し悪しなのではないかと思った。どんなに便利なフレームワークでも、テストフレームワークが貧弱だと、テストが不完全なものとなって、結局品質を確保できなくなるのではないかと思う。その点、Springには強力なテストフレームワークが用意されており、単体テストから結合テストまでカバーしているので、安心して使える。

次は実際にアプリケーションを組んでみることにする。

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