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3月, 2015の投稿を表示しています

サランラップの芯で暗号

休みの日の朝起きると、5歳の息子が、細長い紙にひらがなを書いたものを見せてくれたのですが、これが、意味不明のまるで暗号文。 と思っていると、息子は、サランラップの芯に、その紙をクルクルと巻きつけ始めました。それを芯の方向に縦に読むと、「おじいちゃん のびたの すぺすひろず」と読むことができたのです。まさに暗号だったわけです。 平文の内容は、おじいちゃんとドラえもんの映画を見に行く約束をしていたので、そう書いたみたいです。 どうしてそんな暗号を知っているのか聞くと、「お父さんたちが起きてくる前に見たピタゴラスイッチでやってた」と。親がまだ寝ていた時に、子供たちだけで勝手にテレビをつけて見た番組で紹介していたものを早速やってみたということです。「なかなかやるじゃないか」と思ってしまいました。 調べてみると、これは「ピタゴラ暗号棒」という名前が付けられているみたいです。棒が鍵の暗号、なかなか素晴らしいアイディアですね。

映画の感想

先週のアリゾナ旅行のときに、飛行機で見た映画の感想です。時間がたってしまったので、リストを思い出すのが大変でした。。 "The Theory of Everything" - 宇宙物理学者、ホーキング博士の映画。良かった。全宇宙を説明する究極の理論を探求するホーキング博士とは相反するような複雑な人生。それでも進化を続ける姿勢には心を打たれる。それと、奥さん役の女優が好みだった。 "The Imitation Game" - アラン・チューリングによるエニグマ解読の実話に基づく映画。良かった。しかし、若干ストーリーが単調すぎたか。 "Baymax" - 癒しロボットと天才オタク少年が主人公のアニメ。面白かった。サンフラントウキョウという、サンフランシスコにトウキョウの風景を混ぜたような架空の都市が舞台で、主人公は日本人の名前。いまだに日本は「クール」なイメージなのだろうか。 "Whiplash" - 異常なスパルタ指導に潰されかけた若いドラマーの話。意外に良かった。ビッグバンドの音楽と、ほぼ命がけで巨大な壁を乗り越えて自分の夢を掴むところが良かった。指導者としてどうあるべきかということも考えさせられた。 "This is Where I Leave You" - 様々な問題を抱える家族がしばらく共同生活をするコメディ映画。なかなか良かった。人生というものは複雑なもので、思っているようにはならないけど、大切にするものは変わらない。 "The Equalizer" - ロシア人マフィアにひどい仕打ちを受ける若い女を助けるために、行動を開始する元CIAエージェントの話。ダメ。「正義のためなら何やっても良い」という感じの流れで、途中から主人公が極悪人のようにも見えてきた。とにかく人殺しシーンが多くて気が滅入った。

寝室が同室の夫婦は本当に旅行によく行くのか?

今日は、とあるサイトで、「寝室が同室の夫婦はよく旅行に行く」と述べている記事を見ました。一見、ちゃんとした調査結果の数値データに基づいているのですが、実際は、この手の記事にはよくある、不完全な推論による結論でした。 記事の主部は以下の通りです(数値などは変えています)。 800人の、配偶者と住居を共にする既婚者を対象にしたアンケートの結果、年に1回以上旅行する夫婦の約8割が「寝室が同室」と回答した。つまり、「寝室が同室の夫婦はよく旅行に行く」ということになります。  どうでしょうか。一見納得してしまいそうですが、意図的なものかどうかはともかく、この結論付けに必要な情報が欠落しています。何が足りないかというと、「年に1回も旅行しない夫婦の中で寝室が同室の割合」です。もし、年に1回も旅行しない夫婦の100%が同室で寝ていたら、どうでしょうか。「寝室が別室の夫婦の方がよく旅行に行く」と、まったく正反対の結論になってしまいます。 この記事では、データの切り口を間違えてしまったために、ロジックが不完全になってしまいました。本当は、まず、対象を寝室が同室か別室かで切りわけ、それぞれの旅行に行く割合を比較しなければならなかったのに、先に対象を「旅行に行く」グループに絞り込んでしまったために、判断が不正確になってしまいました。 実は、人間の脳は、こういう推論に案外弱いらしいです。直感的にはこの記事と同じような判断をしてしまいがちなのです。なので、こう言った条件付き確率のような推論をするときには、じっくり考える必要がありますし、こういう説明を聞いたり読んだりするときには、十分注意する必要があります。 この記事の推論が正しくても間違っていても、別にどうということはないかと思いますが、投資話しとかセールスピッチの場合には気をつけないといけませんね。

アリゾナでの素晴らしいランニング

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3/9から3/12まで、会社の研修でアリゾナに滞在しました。この時期のアリゾナは朝晩は少し肌寒いくらいの過ごしやすい気候で、雨はほとんど降らず、毎朝気持ちのいいランニングでリフレッシュできました。 その中でも忘れられないのが、 Camelback Mountain の登山ランです。ホテルから見えたこの山は、平坦なフェニックスの土地にポツンとあるハゲ山で、きちんと登山道が整備されています。ラクダの背中のような形をしているのが名前の由来でしょう。ホテルから2kmほど離れたところにありました。滞在中2回行きましたが、いつも、数名のハイカーが登っていました。 この山は、周りが平坦で、なおかつ、ハゲ山なので、とにかく眺めが良いです。5分ほど登ると、街を見下ろせます。下の写真は山の中腹から東側を眺めた様子です。午前 6:50ころ、朝日が昇ってきました。 しかし、意外に山頂は遠く、そして、上のほうは結構岩が切り立っていて高度感もありました。八ヶ岳や北アルプス的な感じです(さすがに鎖場はありませんが。。)。久しぶりにこういう山を登ったので、ちょっとビビってしまい、予想以上に時間がかかってしまいました。下の写真は下るときに撮ったものですが、岩がゴツゴツした感じと、急峻な感じがわかると思います。 山頂に着くと、360度の素晴らしい景色が目に飛び込んできました。7時15分くらいだったでしょうか。山頂には10数名の人と犬一匹が休んでいました。少しゆっくりしたかったのですが、8時から研修が始まるので、いそいで来た道を引き返しました。 後で、 RunKeeper のログ を見てみると、標高差は400mほどだったみたいですね。 行き当たりばったりのランニングで、こんな素晴らしい山に登れてとてもラッキーでした。気軽に登れて、高山的な感じが味わえ、素晴らしい眺めがある山は、なかなかないものです。登って良かったです。

立川シティハーフマラソン2015参加

2015年3月1日(日)に開催された、 立川シティハーフマラソン2015 に参加しました。一週間まえから、天気予報は雨でしたが、レース中盤まではなんとか曇りでもちこたえました。中盤からは予報通りの雨で、手が冷たくて感覚がなくなるくらいでした。 コースは箱根駅伝予選会に近い設定で、さらに青学や早稲田などから東大まで、学連登録の現役選手も同時に走るのが特徴の面白いレースです。スタートは、予選会と同じく、陸上自衛隊の滑走路(これが1km以上ある)。ゴールは、予選会とは若干異なりますが、昭和記念公園内です。 2005年の大会だったか、1時間18分台で走ったことがあるのですが、今回はほとんど練習できていなかったので、ビルドアップ走として走ることにしました。目標は5分/kmで入って、10kmからペースを上げていき、最後は4分/kmでフィニッシュすることに設定しました。 結果のラップタイムは以下の通りです。 5k 24’23”08 10k 21’30”06 15k 21’18”42 20k 21’02”79 21.0975k 4’49”46 Total 1:33’03”81 ビルドアップにはなっていますが、前半突っ込みすぎて、後半ペースアップしきれませんでした。ちなみに、ハーフマラソンの記録としては、自己ワースト二位です。 レース中に、「16kmからは全力で行こう」と決めて、実際スパートをかけたのですが、最後まで脚が持ちませんでした。18kmあたりで内腿が痙攣し始め、「もうダメか」と思いましたが、しばらくペースを落とすと痙攣が収まったので、なんとかゴールにたどり着いた感じです。 ペースアップはしきれませんでしたが、しっかり全力を振り絞った感じがあり、きちんとビルドアップできたことは良かったと思います。ゴールしたときから、脚の疲労がすごかったことも、それを証明していると思っています。(ちょっと痛めつけすぎたかもしれませんが。。。) やはり筋力不足です。16km地点で意図的にペースを上げたときには息があがりましたが、そのご脚がついてこなくなると、呼吸はそれほどきつくありませんでした。LTも下がっているのだと思います。このところ、まったくスピード練習していないから当たり前です。 4月には12kmのトレイルランを走る予定なので、それまでに起伏