ヤビツ峠・大垂水峠ロングライド
5月1日、GW谷間の平日に休みをとって、会社の同僚N(以下「N」)とヤビツ峠と大垂水峠越えのロングライドへ出かけてきました。帰りは輪行の予定でしたが、体力的に余裕があったので、自走で家まで帰りました。トータル120K弱、獲得標高約2,200m。
秦野駅に8時半集合。目黒駅から輪行しました。平日朝の新宿はそこそこ混雑しています。新宿からは7:15発の特急さがみ61号。その前に発車のはこね号は外国人中心の観光客が大勢乗り込んでいましたが、さがみ号はガラガラ。車内で朝食。
Nはふじさん号で一足先に秦野に着いていました。ほぼ定刻通り8:15に秦野着。バイクを組み立てて、駅から出発したのが8:30くらい。まずは、名古木(「ながぬき」と読むんですね。まったく覚えられません。。。)のセブンを目指します。自転車乗りならだれもが知っている、表ヤビツTTのスタート地点です。ちなみに、スゴイ人は30分切るタイムをたたき出すそうな。。。初心者は60分程度なら、まずまずという感じだそうです。
セブンに着くと、何人かのローディーが休んでいました。でも、平日だからか、少人数です。我々はセブンでトイレとドリンクの補給を済ませ、いざヤビツアタック開始です。
まあ、アタックと言っても全力ではありません。そのあともあるので、余力を残していきます。
セブンを出ると、いきなりやや強めの傾斜が待っています。その後アップダウンを繰り返しながら次第に上り基調になっていきます。それでも変態的な登りはなく、きついところでも10%強といったところでしょうか。普通に登るなら、すべてシッティングで行けます。やはり平日ということで、自転車乗りの姿はまばらです。
Nのペースに合わせて、時々休憩しながら峠を目指しました。私が菜の花台展望台に先に到着し、しばらくNを待っていましたが、なかなか来ないので、先に上がってから下りて迎えに行くことにしました。菜の花台展望台からは、小田原や箱根の山が見えました。
そこから峠までは、淡々した登りです。自分のペースで登っていき、最後だけ少し上げて峠に到着。時計を見ると、だいたい1時間10分くらいでした。峠で休んでいる方々を横目に、すぐさまUターンしてNを迎えに行くと、1Kほど下ったところにいました。そこからは一緒に峠へ。
峠のお店には元旦のものと思われる写真が貼ってありました。道のわきに雪が積もっているヤビツ峠に元旦登ってきたローディーとランナーたちの写真でした。変態はどこにでもいるということがわかりました。
しばし休憩してから、宮ヶ瀬湖へ下りました。通称「裏ヤビツ」ですね。こちらは林道という感じで、舗装はされていますが幅員が狭くて路面も荒れている感じ。自動車のすれ違いが大変な箇所が結構ありました。「表」と比べて、傾斜はゆるい感じで、アップダウンが続くので、「結構長いな。。」と感じました。
それでも、基本下り基調なので、余裕で宮ヶ瀬湖に到着。いくつかあるレストランの中から、ネットで事前に調べていた「カフェテンバ」へ。木製のバイクラックもあって、ライダーフレンドリーな良さげなカフェです。ペットの犬も連れて入れます。11時半だったので、お客さんはまばらでしたが、そのうち満席になりました。オムライスと迷いましたが、チーズバーガーとドリンクのセットを注文。美味しかったです。
お腹も満たされたところで、午後の部スタート。まずは相模湖を目指します。途中、見慣れた道志みちの終端を通り(明後日またここを車で通る予定)、なかなかハードなアップダウンが続きます。駄目押しはさがみ湖リゾートプレジャーフォレスト入り口のプチ峠。傾斜はきつくないですが、長い登りがなかなかこたえます。でもそこを越えればあとは下り。相模湖のダムの上を通過して相模湖に到着。
で、相模湖はなかなかさびれてました。遊覧船やスワンボートの呼び込みしてますが、誰一人乗る人はいません。そもそも人影がまばら、というより見渡す限り両手で数えるくらいしかいません。。。アメリカンなカントリーミュージックがながれる射撃ゲーム場などは、20年前にタイムスリップしたかのようでした。ひとまず、ここでは白桃ジェラートを食べて補給と冷却。
相模湖を後にし、Nに選択を迫ります。「大垂水峠か和田峠か」。Nは迷わず大垂水を選びました。私は和田峠に挑戦したかったのですが、それは次回にとっておきます。もう一回ヤビツアタックするようなものですから。というより、ヤビツよりきついでしょう。
相模駅方面に少し登って、甲州街道を右折し高尾方面に向かいます。しばらくは緩やかなアップダウンが続き、津久井警察署を過ぎたあたりから淡々とした登り。ここはNのペースに合わせてしんがりをつとめました。
ここでアクシデント発生。ちょっとしたことから私が転倒してしまいました。10km/hくらいのゆっくりペースで登っていたので、車間を詰めて走っていたのですが、Nが脚にきていてたらしく、少しペースダウンした瞬間にタイヤが接触してしまい、バランスを崩して倒れてしまったのです。車が来ていなくて本当にラッキーでした。。。
教訓1)疲れている人や初心者の後ろにつくときは、十分車間(少なくともバイク半分)をとること。
教訓2)日頃から急停止の練習をすること。ベストはビンディング固定のままスタンディングスティルのマスター。
転倒もありましたが、なんとか大垂水峠に到着。あとは下るだけです。
甲州街道を気持ちよくダウンヒルし、八王子駅に到着。ここからNは輪行で帰るとのことで、お別れです。お疲れ様。私は体力的に余裕があったので、自宅まで自走することを決意。
しばらく甲州街道を走り、旧甲州街道に入って日野橋を渡り、多摩サイ左岸、多摩川原橋から右岸へ渡り、丸子橋を渡って中原街道を上るルートをとりました。
多摩サイは結構強い南東の風で、最初は向かい風がきつく、負荷を考えると25km/h弱でしか走れませんでした。横風になってからは30km/hくらいは出せましたが、腰がつらくなってきたのと、エネルギー切れを感じ、二子玉川あたりでマグオンを摂取。いやマグオンはすごいですね。瞬く間に元気を取り戻しました。確か、去年の今頃の多摩サイは花が咲き誇っていたと思うのですが、今年はもうひと段落ついた感じですね。
ここで、二つ目のトラブル。先ほど摂取したマグオンの空袋をバイクパンツの裾に収納してみた(これ、トライアスロンの動画で見てやってみたのです)のですが、残っていたジェルが脚に垂れてきて、もう一度収納しなおしたら手がベタベタになってしまったのです。手がベタベタということは、ハンドルもブレーキレバーもベタベタ。ボトルに水があれば洗い流せたのでしょうが、あいにくボトルにはアクエリアス。結局そのまま家まで帰りました。
教訓3)ジェルはなるべく飲み干す。殻は収納するときは口が上を向くようにする。と言ってもパンツの裾にしまうと脚は回転運動しているし。。。普通に背中ポケットにいれるのが良さそう。
丸子橋を渡ってからの中原街道はアップダウンが続くのですが、いつもはロングライドの帰りはへばって登りはヘロヘロなのに、今日はスイスイ行けました。ヤビツの登りを考えれば全然たいしたことないですね。登りでも22km/hくらいは出てました。
というわけで、無事帰宅。朝6:10に出発して帰宅は16:55。ちょっと見苦しいですが、脚には垂れたジェルがカピカピに。。。
ストラバの記録。ヤビツ峠からしばらく止めたままの空走区間があるので距離が短くなってます。
秦野駅に8時半集合。目黒駅から輪行しました。平日朝の新宿はそこそこ混雑しています。新宿からは7:15発の特急さがみ61号。その前に発車のはこね号は外国人中心の観光客が大勢乗り込んでいましたが、さがみ号はガラガラ。車内で朝食。
Nはふじさん号で一足先に秦野に着いていました。ほぼ定刻通り8:15に秦野着。バイクを組み立てて、駅から出発したのが8:30くらい。まずは、名古木(「ながぬき」と読むんですね。まったく覚えられません。。。)のセブンを目指します。自転車乗りならだれもが知っている、表ヤビツTTのスタート地点です。ちなみに、スゴイ人は30分切るタイムをたたき出すそうな。。。初心者は60分程度なら、まずまずという感じだそうです。
セブンに着くと、何人かのローディーが休んでいました。でも、平日だからか、少人数です。我々はセブンでトイレとドリンクの補給を済ませ、いざヤビツアタック開始です。
名古木のセブンで元気なとき |
まあ、アタックと言っても全力ではありません。そのあともあるので、余力を残していきます。
セブンを出ると、いきなりやや強めの傾斜が待っています。その後アップダウンを繰り返しながら次第に上り基調になっていきます。それでも変態的な登りはなく、きついところでも10%強といったところでしょうか。普通に登るなら、すべてシッティングで行けます。やはり平日ということで、自転車乗りの姿はまばらです。
Nのペースに合わせて、時々休憩しながら峠を目指しました。私が菜の花台展望台に先に到着し、しばらくNを待っていましたが、なかなか来ないので、先に上がってから下りて迎えに行くことにしました。菜の花台展望台からは、小田原や箱根の山が見えました。
菜の花台展望台から相模湾を望む。私のハンドルはどうやらドロップが大きめらしい。 |
そこから峠までは、淡々した登りです。自分のペースで登っていき、最後だけ少し上げて峠に到着。時計を見ると、だいたい1時間10分くらいでした。峠で休んでいる方々を横目に、すぐさまUターンしてNを迎えに行くと、1Kほど下ったところにいました。そこからは一緒に峠へ。
ヤビツ峠に来ました! |
峠のお店には元旦のものと思われる写真が貼ってありました。道のわきに雪が積もっているヤビツ峠に元旦登ってきたローディーとランナーたちの写真でした。変態はどこにでもいるということがわかりました。
しばし休憩してから、宮ヶ瀬湖へ下りました。通称「裏ヤビツ」ですね。こちらは林道という感じで、舗装はされていますが幅員が狭くて路面も荒れている感じ。自動車のすれ違いが大変な箇所が結構ありました。「表」と比べて、傾斜はゆるい感じで、アップダウンが続くので、「結構長いな。。」と感じました。
それでも、基本下り基調なので、余裕で宮ヶ瀬湖に到着。いくつかあるレストランの中から、ネットで事前に調べていた「カフェテンバ」へ。木製のバイクラックもあって、ライダーフレンドリーな良さげなカフェです。ペットの犬も連れて入れます。11時半だったので、お客さんはまばらでしたが、そのうち満席になりました。オムライスと迷いましたが、チーズバーガーとドリンクのセットを注文。美味しかったです。
カフェからの眺め |
宮ヶ瀬湖畔の気持ち良さそうな広場 |
木製バイクラックがいい感じです |
お腹も満たされたところで、午後の部スタート。まずは相模湖を目指します。途中、見慣れた道志みちの終端を通り(明後日またここを車で通る予定)、なかなかハードなアップダウンが続きます。駄目押しはさがみ湖リゾートプレジャーフォレスト入り口のプチ峠。傾斜はきつくないですが、長い登りがなかなかこたえます。でもそこを越えればあとは下り。相模湖のダムの上を通過して相模湖に到着。
で、相模湖はなかなかさびれてました。遊覧船やスワンボートの呼び込みしてますが、誰一人乗る人はいません。そもそも人影がまばら、というより見渡す限り両手で数えるくらいしかいません。。。アメリカンなカントリーミュージックがながれる射撃ゲーム場などは、20年前にタイムスリップしたかのようでした。ひとまず、ここでは白桃ジェラートを食べて補給と冷却。
相模湖のジェラート(味は。。。) |
相模湖を後にし、Nに選択を迫ります。「大垂水峠か和田峠か」。Nは迷わず大垂水を選びました。私は和田峠に挑戦したかったのですが、それは次回にとっておきます。もう一回ヤビツアタックするようなものですから。というより、ヤビツよりきついでしょう。
相模駅方面に少し登って、甲州街道を右折し高尾方面に向かいます。しばらくは緩やかなアップダウンが続き、津久井警察署を過ぎたあたりから淡々とした登り。ここはNのペースに合わせてしんがりをつとめました。
ここでアクシデント発生。ちょっとしたことから私が転倒してしまいました。10km/hくらいのゆっくりペースで登っていたので、車間を詰めて走っていたのですが、Nが脚にきていてたらしく、少しペースダウンした瞬間にタイヤが接触してしまい、バランスを崩して倒れてしまったのです。車が来ていなくて本当にラッキーでした。。。
教訓1)疲れている人や初心者の後ろにつくときは、十分車間(少なくともバイク半分)をとること。
教訓2)日頃から急停止の練習をすること。ベストはビンディング固定のままスタンディングスティルのマスター。
転倒もありましたが、なんとか大垂水峠に到着。あとは下るだけです。
大垂水峠。ここはヒルクライム初心者向け。 |
甲州街道を気持ちよくダウンヒルし、八王子駅に到着。ここからNは輪行で帰るとのことで、お別れです。お疲れ様。私は体力的に余裕があったので、自宅まで自走することを決意。
しばらく甲州街道を走り、旧甲州街道に入って日野橋を渡り、多摩サイ左岸、多摩川原橋から右岸へ渡り、丸子橋を渡って中原街道を上るルートをとりました。
多摩サイは結構強い南東の風で、最初は向かい風がきつく、負荷を考えると25km/h弱でしか走れませんでした。横風になってからは30km/hくらいは出せましたが、腰がつらくなってきたのと、エネルギー切れを感じ、二子玉川あたりでマグオンを摂取。いやマグオンはすごいですね。瞬く間に元気を取り戻しました。確か、去年の今頃の多摩サイは花が咲き誇っていたと思うのですが、今年はもうひと段落ついた感じですね。
終わりかけの花々。多摩川土手にて。 |
ここで、二つ目のトラブル。先ほど摂取したマグオンの空袋をバイクパンツの裾に収納してみた(これ、トライアスロンの動画で見てやってみたのです)のですが、残っていたジェルが脚に垂れてきて、もう一度収納しなおしたら手がベタベタになってしまったのです。手がベタベタということは、ハンドルもブレーキレバーもベタベタ。ボトルに水があれば洗い流せたのでしょうが、あいにくボトルにはアクエリアス。結局そのまま家まで帰りました。
教訓3)ジェルはなるべく飲み干す。殻は収納するときは口が上を向くようにする。と言ってもパンツの裾にしまうと脚は回転運動しているし。。。普通に背中ポケットにいれるのが良さそう。
丸子橋を渡ってからの中原街道はアップダウンが続くのですが、いつもはロングライドの帰りはへばって登りはヘロヘロなのに、今日はスイスイ行けました。ヤビツの登りを考えれば全然たいしたことないですね。登りでも22km/hくらいは出てました。
というわけで、無事帰宅。朝6:10に出発して帰宅は16:55。ちょっと見苦しいですが、脚には垂れたジェルがカピカピに。。。
脚に垂れたジェル。。。 |
ストラバの記録。ヤビツ峠からしばらく止めたままの空走区間があるので距離が短くなってます。
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