いったいインフレなのかデフレなのか
最近物価が上昇したので、インフレが進んでいるとばかり思っていたのだが、GDPを推移をみるとここ10年デフレであることを示している。1998年4-6月期からこれまで、実質GDPが名目GDPを上回る状況が続いている。つまり、GDPデフレーター(成長率)はずっとマイナスで推移しており、デフレが続いていることを示しているのだ。
一方で、原油価格はうなぎのぼり、食品価格も上昇を始めた。あきらかにインフレが始まっている。
「どこかにインフレを示す値はないものか」と、探してみたところ、国内需要デフレーターと民間最終消費デフレーターが見当たった。2008年1-3月期の値が、それぞれ0.5と0.3(前年同期比)。上昇に転じているのだ(GDP速報)。
正直、インフレを示す指標として適切なものが何かはわからないのだが、GDPデフレーターだけを見ていては判断を誤る危険がありそうだ。
一方で、原油価格はうなぎのぼり、食品価格も上昇を始めた。あきらかにインフレが始まっている。
「どこかにインフレを示す値はないものか」と、探してみたところ、国内需要デフレーターと民間最終消費デフレーターが見当たった。2008年1-3月期の値が、それぞれ0.5と0.3(前年同期比)。上昇に転じているのだ(GDP速報)。
正直、インフレを示す指標として適切なものが何かはわからないのだが、GDPデフレーターだけを見ていては判断を誤る危険がありそうだ。
コメント