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7月, 2010の投稿を表示しています

京都を走りつくしたい

ブログには書いていなかったと思うが,今,平日は京都に滞在している.少しずつジョグで京都を探索中だが,なかなかまとまった時間が取れないので,あまり範囲は広くない.ぜひ京都にいる間に,街中走りつくしたいと考えている. これまでもっとも長い距離を走ったのは,東本願寺からスタートして,二条城前を通り,御所南側を通って,平安神宮前から,再び東本願寺(七条)へ.トータル11k強だった.以外に距離があったのに驚いた. 地図を見ると,嵐山のほうを往復すると20kくらい.金閣寺往復も同じく20kくらい.銀閣寺往復は15kくらいかな.寺田屋往復は13kくらいだろうか.ちょっと明日の夜は遠出してみたい. そして... 夏の間に,職場の草津からランニングで京都に帰ってくる計画を練っている.少々山越えがあるが,距離は27kくらい.

なぜ日本では電子書籍の普及が進まないのか

Kindleが発売されてから,2年くらいは経つのだろうか.私もKindleを持っているが,日本からも米国の書籍が,いつでもどこでも,瞬時に買えるようになって,非常に便利である.しかし,日本では電子書籍の普及が進まない.そして,それは当分の間,進まないのではないかと思われる. 確かに,日本でも電子書籍は増えつつあるのだが,Kindleのレベルには程遠い.その理由として思いつくところをあげてみると以下のようなところか. そもそも儲かる商売ではない.市場が小さい. 紙媒体市場での既得権益者が妨害している. 法規制がある. これらの要因が複合的に働いていることが,電子書籍普及の妨げになっているのではないかと,私は考えている.まず,市場そのもののサイズが,英語の書籍と比較すれば小さい.オタク系の市場は比較的世界に広がっているとはいえ,独自の流通ルートが出来上がっているので,いまさら電子書籍が入る余地は小さい.そして,一人当たり書籍の購入数も減っており,人口も減少している.そもそも書籍が有望な市場とは言い難いのが現実ではないだろうか.既得権益業界からの圧力も当然あるだろう.著作権法や,書籍販売にまつわる法規制の影響もあるだろう. このような要因で,多くのプレーヤーが,「日本の電子書籍ビジネスがさほど魅力的なものではない」と考えている結果,日本の現状があるのではないかと考えられる. ただし,電子書籍普及の動きが無いわけではない.今年に入ってから,電子書籍の規格策定のために大手の出版,印刷,家電メーカー,通信会社が協力関係を構築した.日本でも電子書籍の機運が高まってきている証拠である.きっと,しっかりとした規格をまとめ,高品質の電子書籍リーダーを生み出してくれることだろう. しかし,である.本当に儲かる話なのであれば,大手が集まって話し合いを持つ状況にはならないはずなのだ.米国では,アマゾンやバーンズ&ノーブルといった書籍流通大手が大きなプレーヤーとなっているし,アップルもiBooksで,電子書籍流通に参戦している.なぜこんなに各社がしのぎを削るのかというと,単純に儲かるからだ. これに対して日本の状況はどうだろうか.既存の業界大手が寄り合いを開いて,「どうやって今の棲み分けを守りつつ,電子書籍を普及させ,安定した収益源に育てていくか」という話をしてい

どうやってスピーチの緊張を克服するか

スピーチに苦手意識のあった私が, 千代田トーストマスターズクラブ に入ってから早くも半年が過ぎた.その間,準備スピーチは3回,テーブルトピックス4回くらい?論評3回?その他,計時係などなどを含めると数え切れないくらいのスピーチをしてきたことになる. そもそも,私のスピーチ苦手意識の原因は「アガリ症」である.とにかく人前でしゃべるときには,その人数や場所に関係なく,いつも緊張するので,思うようにしゃべれないことが多かった. それで,トーストマスターズクラブに入ってアガリ症を克服できたかというと,克服はしつつあるが緊張はする,というのが本音だ.緊張している中でも,落ち着いて伝えたい内容を話せるようになってきた.もちろんまだまだ未熟者だが,この点は大きく変化したと感じている. 何が変わったのだろうか? まず第一に「練習」だと思う.スピーチの場面をイメージしながら何度もリハーサルを繰り返して準備をつむことによって,緊張は克服されるものだと感じる.スポーツ選手が何度も何度も基礎的な動作を繰り返しトレーニングするのと同じだ. 第二に,「丸暗記」である.とはいっても原稿を丸暗記するのではなく,導入とまとめの部分を丸暗記してしまうのである.丸暗記するためには,当然コンパクトにまとめる必要がある.これらを完全に暗記することによって,どんなに緊張していても,ある程度スムーズにスピーチを始めることができる.出だしがよければ次第に緊張もほぐれてくるので,本論も落ち着いてしゃべることが出来る. 最後に,「準備」である.これが最も大切だ.何を準備するかと言うと,まずは,ネタ探し.常にスピーチのネタを探すようにしていると,急にスピーチでも慌てない.そして,スピーチの組み立ても重要だ.どんなにいい内容であっても,構成がなっていないと聞き手に伝わらない.しっかり構成を練ることは,自信をもってスピーチをするための必要条件だ. まとめると,スピーチに対する取り組み方が変わったのだ.スピーチの機会が半ば強制的に作ることによって,スピーチの準備に本気で取り組むようになり,その結果,緊張を克服できるようになってきたわけだ.私はまだまだ未熟者だが,人間追い込むことによって大きく成長するものである.そして,自分が苦手意識を持っているところこそ,その変化は大きい.

ディベートの題材はいたるところに

昨夜何気なく見ていたニュースの中に,小中学生のディベートに適した題材を見つけた.ポリオ(小児麻痺)予防接種についてのニュースだ. ニュースによると,法律で義務付けられている予防接種が原因でポリオを発症する例があるという.その確率は,百万人に1件.ポリオを発症すると,手足の一部が麻痺して動かせなくなり,一生障害として残ってしまう. なぜこのようなことが起きるのか.それは,日本で使われているワクチンは「生ワクチン」と呼ばれるもので,「生きている」ウィルスがわずかに含まれているからだ.これに対して欧米で使われているのは,感染力を除いた「不活性化ワクチン」だ.不活性化ワクチンがあるにもかかわらず,日本は生ワクチンを使い続けている. なぜ,リスク回避策があることを知りながら,危険な方法を続けるのか?政府の答えは以下の二点. 日本には,不活性化ワクチンを製造する技術がない. 日本では,不活性化ワクチンの安全性が確認されていない. これらの理由のため,日本で不活性化ワクチンが使われるようになる見通しはまったく立っていない. 果たしてこの政府のやりかたは「正しい」だろうか? この課題は,深いテーマであるにもかかわらず,誰にでも分かりやすいので,ディベートに適している. 正解が無い.たとえ「不活性化ワクチンを使うことが正しい」としても,経済的な理由で「生ワクチン」を使うことが正当化できるかもしれない. 様々な切り口で議論が出来る.経済的な視点,人道的な視点,政治的な視点などなど. 専門知識がなくとも,議論に参加できる.なにより,問題はすべての人の人生に密接に関わる問題である. ポリオ予防接種の問題はディベートの題材として最適だ.特に小中学生にぴったりだ.彼ら彼女らが将来親となるときに,必ず関わってくる問題であるし,日本政府の構造的な問題に気づく良いきっかけにもなる.ディベートの題材はいたるところに転がっている.

読めなくなったExcelのデータを復元

Excelのファイルが読めなくなって困っていたところに救世主があらわれた.それはやっぱりGoogle先生. 家計簿用のファイルを裏で開いていた状態で,コピーしたか何かしたのが影響して,そのファイルが二度と開かなくなってしまった.開こうとすると,「読み込み中」と表示したまま,「応答なし」になってしまう.何度やってもダメだったので,あきらめかけていた. しかし,もう少しねばって,ちょっと調べてみると, 「破損したブックの情報を修復する方法」 なるページを発見.早速試してみたら,難なくデータを復元できた.ブックのテンプレートを取っていたことにも助けられた. ところで,このサイトは,「エクセルの学校」というくらいだから,ほかにもExcelの技がいっぱいありそうだ. 今回の教訓は, まずは「ググれ」だ.何はともあれ,ググるが早い. そして,重要なデータはバックアップを取れ. ということだ.