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6月, 2009の投稿を表示しています

「奇跡のリンゴ」から学ぶ成功の条件

「奇跡のリンゴ」を読んだ(実際は、美味しいところだけかじった感じだが。。)。単純に面白い。木村さん自身が実に面白い人なうえに、それを軽快な文章が増幅している感じ。自作アンプで学校のスピーカーをぶっ壊したエピソードはかなり笑えた。ほかにも、本を読んで、真空管コンピュータを作り始めたりと、やることがぶっ飛んでいる。 それにしても、すごい人だと思う。まさに「プロフェッショナル」である。誰もが不可能と言った、りんごの無農薬栽培を実践してみせたのだから。ひとつにことにバカになることが重要なのだと思い知らされる。でも、失敗していたら「ただのバカ」で終わってしまう。木村さんは、必ず出来るという強い直感があったのだろう。 最近読んだ本などの内容を整理して、偉業を成し遂げるための条件をまとめてみた。 自分の得意分野で1万時間にわたって磨いた技術を持っている。 その道の専門家になる。 明確な目標を定める。 なるべく多くの失敗をする。 「なるべく多くの失敗をする」とは、つまり「なるべく多くの挑戦をする」ということである。困難な目標であればあるほど、成功確率はゼロに近くなる。したがって、成功するためには母数を大きくとらないといけない。木村さんも数え切れない回数の試行錯誤を繰り返して成功にこぎつけた。 また、自らその道の専門家になることも重要である。世に言われる専門家たちが言うことは、その道の「常識」、つまり確立された理論なのだから、そこに新しいものはない。だから、自分が専門家となって、道を切り開いていかなきゃならない。もちろん、過去の専門家が何をしてきたか理解しておく必要はある。 考えてみると、自分はどの条件も中途半端な気がする。明日から、気をいれなおして頑張ろうと思う。

Google Gadget を作ってみた

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Google Gadgetを作ってみた。JavaScriptでロスカットライン計算をするだけの、単純なものである。FXやコモディティ、CDFなどの取引のロスカットライン計算に使用できる。もちろんレバレッジが掛かってないものでも使用できる。 ガジェットのURLはここ。 http://www.paw.hi-ho.ne.jp/tetsuo_haoka/google_gadget/LcCalc.xml 今後改良を予定している箇所 ・ローカライズ(現在日本語しか使えない)。 ・マウスポインタオーバーで、ヘルプを表示する。 次は、データ保存するガジェットを作ってみたいと思っている。とりあえずTODOリストか、メモ帳みたいなものを作成しようと思っている。

ボランティア活動は税控除の対象とすべき

ボランティア活動に費やす費用は機会費用も含め、税控除の対象とすべきではないかと、ふと思った。寄付金が税控除されるのと同じ論理である。 社会福祉のために行うボランティア活動ならば、それにかかる費用は税控除の対象となるべきである。ボランティア活動は、お金のかわりに時間で貢献することである。その分は控除されて当然ではないか。 税制面での優遇があれば、ボランティア活動もよりいっそう活性化すると考えられる。

HeatMapperを試してみた

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HeatMapperを試してみた。自宅のマップを準備していなかったので、あまり丁寧にとらなかったが、お手軽に無線LAN強度分布が測定できるのでオフィスでは重宝しそうだ。 アクセスポイントの位置まで検出するところがすごい。画面をみると、いくつか検出されているが、もっとも信号の強いtitan-whr-hp-g(左の一覧の一番上に表示されている)が私のものである。そのほかは、集合住宅に住んでいるため、他の部屋から漏れている電波なのだろう。これを見ると、他の部屋のどのあたりにアクセスポイントが配置してあるか、およそ見当がつく。 とりあえず、試してみたレポート。

ウェブは「バカと暇人」のものだけではない

今朝の日経に「ウェブはバカと暇人のもの」という本の広告があった。中 http:// www.ama zon.co. jp/ウェブはバカと暇人のもの-光文社新書-中川淳一郎/dp/4334035027/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1245764036&sr=8-1 身を読んでいないので、なんとも言えないが、ウェブ世界の現状を言い当てている。それでも、最近は質の高い情報も多くある。それなりに賢く利用すれば、レバレッジは無限大である。このmixiだって、他人の日記に難癖コメントをつけてくる人間もいれば、目を開かせてくれるコメントを寄せてくれる人もいる。要は使い方なのだ。これほど可能性をもっているウェブを、「バカと暇人」だけに使わせていてはもったいない。 ちょっと試してみたいと思ったツール "HeatMapper" http:// www.eka hau.com /produc ts/heat mapper/ overvie w.html 無線LANの電波強度分布を測定・表示してくれるツールらしい。ただ、自動で測定してくれるわけはなく、PC片手にフロアをくまなく歩いて測定してやる必要がある。 Linuxについて調べていたら、RedHatから分離したFedoraというディストリビューションが、かなり熱いみたいなので、今度はそれをインストールしてみることにした。先日インストールしたMandrivaは、標準で日本語にも対応しているし(端末で日本語フォルダ名が普通に入力できたのには驚いた・・・)、OpenOfficeも入っているし、十分Windowsの替わりになる。

仮想環境を試してみた

今日は、ふと仮想環境を試してみることにした。仮想環境といえば、VMWare とか Xen などが有名どころだが、ネットを調べてみると、最近はもっとお手軽なのがあるようだ。 仮想環境とは何かというと、PCの中に仮想的なPCを作るソフトのこと。これを使うと、Windows上でLinuxマシンが動いたりする。普通の人には何も面白く無いかもしれない。ただ、世の中にはメインのOSはWindowsだが、リブートすることなくLinuxも使えると便利と思う人種も存在するのである。Linux上でWindowsのほうが需要がありそうだが。。。 仮想環境については、ここ(↓)にいろいろ紹介されている。 http:// www.sof tnavi.c om/virt ual_pc. html 今日試してみたのは、次の二つ。 ・Microsoft Virtual PC 2007 ・VirtualBox 両方とも無償で利用可能である。Virtual PC のほうは、MS社製だけあって、Windowsが安定して動く。VirtualBoxのほうは、基本的に何でも走るが、今回試したのは Linux(久しぶりにLinuxをインストールしてみた)。 どちらも、インストールはウィザードに従うだけでいとも簡単。新しい仮想マシンを作るのもクリック数回で完了。「こんな簡単でいいのか」というくらい簡単。こういったソフトのインストールに苦労していたころが懐かしい。 Virtual PC には Windows XP をインストールしてみた。このインストールにやたらと時間がかかったが、無事終了。やや動作は遅いが、見事に Windows XPが動いてくれた。 VirtualBox には Mandriva Linux をインストールしてみた。Linuxはしばらく使っておらず、流行が分からなかったので、これまたネットで調べてみたら、このディストリビューションが目に留まった。理由は、お手軽そうだったのと、スクリーンショットがいけてたから。 インストールしてみると、インストーラーから日本語に対応していて、何の問題もなくすんなり入ってしまった。仮想環境だからかもしれないが、最近のLinuxは超お手軽である。やっぱりWindowsにこだわる時代は終わったんじゃないかなぁ。動きも仮想マシンとは思えないくらい快適だし。 それにしても、

一流になるためには

久しぶりに、マイミク日記の更新リストが「正常」表示にもどった。。。落ち着いたのかな。 最近は読書があまり進んでいない。。。英語の本を読むように努力しているからなのだが。英語の本は「ななめ読み」ができない。ぱっと見てもキーワードが飛び込んでこない。それをなんとかできるように頑張ってみている。 最近読んだ本は、Malcolm Gladwell の "Outliers"。そんなにボリュームも多くないし、畳み掛けるような展開が読みやすい。いわゆるビジネス書だが、特に教育に役立つ内容だと思った。 内容は、ビルゲイツやタイガーウッズ、イチローといったスーパースターは、飛びぬけた才能があったわけではなく、優れた素質と本人の努力、それを発展させるための環境に恵まれていた、という話。アイスホッケー選手や、IQが高い人を集めて行った研究、はたまたアジアの稲作と学力の関係など、多岐にわたる事例が紹介されている。 先週の「プロフェッショナル」は水中カメラマンの中村征夫さんだったので、久しぶりに見た。中村さんもまさに、outlierだと思った。貧乏生活しながらも、東京湾の海を撮り続けてきた。まさに「継続は力なり」と思った。プロとは、やはり何か一本コアとなるものを持っている。 "Outliers"に興味深い話がある。何事も大成するためには、「1万時間」の訓練が必要ということだ。「何をするにも3年」とよく言われるが、年3000時間費やすとすれば、3年で1万時間に近づく。「3年」という数字は、経験的に的を得ている数字なのかもしれない。 ちなみに、年3000時間とは、睡眠時間と食事などの時間を除いた残り全ての時間にあたる。睡眠時間が6時間だとして、食事などに3時間、残りは15時間。年200日換算だと3000時間。300日換算では4500時間。ここまで計算してみて、ふと、自分は日々「15時間も使えているだろうか?」と考えてしまった。せいぜい12時間くらいじゃないか。。。睡眠時間が足りないかな。 ここで、ちょっと日本人の年間平均労働時間を調べてみたところ、統計局のページ ( http:// www.sta t.go.jp /data/n ihon/16 .htm )に詳しい資料があった。平均は1,850時間。多いのは運輸業で2,113時間。もっとも少ないのが(不思

裏技があるらしい

それでも裏技があるらしい。 Jailbreakもせず、iTunesも使わずにテザリングを有効にする方法が。 http:// japanes e.engad get.com /2009/0 6/18/ip hone-os -3-0-it unes/ うーむ、試してみるべきか。

期待はずれのiPhone OS 3.0

iPhone OS 3.0にアップグレードしたが、期待はずれに終わった。 新OSでは、「インターネットテザリング」という機能(iPhoneをモデム)に期待していたのだが、ソフトバンクではこの機能が使えないことを後で知ってがっかりした。 まあ、モデム機能が使えると、データ通信量が一気に増えて、回線がパンクしてしまう恐れがあるので、仕方ないかもしれない。アメリカのAT&Tでもこの機能は使えないらしい。でも、この機能が使えないのでは、新OSにする意味はあまり無いと思う。 この点に関しては、全国のiPoneユーザーでソフトバンクにプッシュしていきたい。 便利になったことと言えば、MMS(一般的な携帯メール)が使えるようになったことくらい。iPhone使ったこと無い人には、「MMSって何?iPhoneってメール使えなかったの?」って話だろうなぁ。 というわけで、ちょっとJail Breakに再び興味がわいてきた。

今なら日本の将来を変えられる

テレビ番組にはくだらないものが多いと思っているが、昨夜放送の 「 通商国家の挫折(NHK) 」 は良かった。時代背景は異なるが、世界大恐慌のときと、近年の金融パニックは、非常に似通っている。 ・新興国のマーケット獲得に各国がしのぎを削る構図。 ・金融パニックから保護主義に傾く各国。 そんな中で、当時新興国だった日本は不況に苦しむ列強を尻目に、いち早く成長力を取り戻した。当時も今も、国家戦略の誤りは国を破滅させかねない。それを日本は身を持って体験したはずである。しかし、その失敗からほんとうに学んだのだろうか? そして、今日、NBオンラインの「 日本人や若者はバカになったのか? 」という記事が目に飛び込んできた。要約すると、「若者がバカになった」と愚痴を言ってもしかたがない。個々が改善していく努力をしなければ、国は良くならない。というところである。 ごもっともである。でもその前に、国として抜本的な改革が急がれるのではないだろうか。個々の努力で改善していては手遅れにならないだろうか。若者が平均的にバカになっているとしたら、日本の将来は暗い。一人ひとりの努力が大切なのは言うまでも無いが、それを100人、1000人と束ね、相乗効果によって大きなうねりを生み出さねばならない。 では、どうすればよいか?個々が考え抜き、議論を交わしてより良い方向を模索するしかないだろう。しかし、これを迅速に行わなければゲームオーバーである。これに関しては、大前さんの著書、『「知の衰退」からいかにして脱出するか?』がとても参考になる。

格差是正がやる気をそぐ

このところ、だれもが弱者保護を叫び、格差は悪だという風潮だが、この格差是正の政策が、若者のやる気をそぎ、夢を描けなくさせていることに政府は気がついているのだろうか。  悪平等社会が労働生産性を低下させることは、社会主義国家の崩壊によって証明済みである。  保育園の入園審査も同じである。保育園が不足しているため、入園の競争率はとても高い。そこで、共働き家庭が優先されるのだが、そのなかでも、世帯所得の低いほうが優先される。入園できずに休職期間が長引いて所得が減ったとしても、それは考慮されない。これも所得を低いほうへ均すという、悪平等制度だ。  合理的に考えれば、所得が大きいほうに優先的に配分したほうがよい。より所得の高いほうが、国への貢献度も高いからだ。より多くの税金を払っているほうを冷遇するとは、公共サービスとして、まったく理にかなっていないのである。  そこで、ひとつ提案したい。保育園の定員の60%分(これは仮の割合)の保育料をオークションとし、残りをこれまでどおりの抽選とする方法だ。要するに、保育料に、市場原理を働かせようというわけだ。所得が高い人は、それ相応の保育料を払えば、確実に希望の保育園を確保できるようになる。所得の低い人も切り捨てられない。こうすれば、補助金を垂れ流してきた保育園も、利益が出せるようになるかもしれない。Win-Winの解ではないかと思う。