ホンダの面白い取り組み
ホンダが、"dots by internavi"という名称で、面白い取り組みを行ってます。 リンク: http://www.honda.co.jp/internavi-dots/ 1. RoadMovies 映像撮影・作成のiPhone(Android)無料アプリ。とあるウェブ記事から知ったのですが、もともと自動車の運転をより楽しんでもらう事を目的として作られたアプリのようです。ドライブ中の映像を数秒の細切れで撮影し、それをつなげた映像にBGMをつけ、短い(24秒)の作品に仕上げることができます。単純な操作で作成できるのにも関わらず、プロが作ったような仕上がりになります。出来上がった作品はワンタッチでYouTubeで公開することも可能。 2. アイルトンセナ1989 アイルトンセナが1989年の日本GP予選でたたき出した最速ラップを音と映像で再現するというプロジェクトです。ホンダが初めてF1に導入したテレメトリー(走行中の車両センシング情報を全て記録する技術)によって収集されたデータから、セナの操るマクラーレン・ホンダのエンジン音を合成・再現したものです。サイトから映像や再現音を聞くことができます。もっとすごいのは、鈴鹿サーキットのコース上にスピーカーを何十台と並べ、コース上を走行するセナを音で再現してしまったことです。その映像も公開されています。「そこまでやるか」という感じで、とにかく圧巻です。 3. Sound of Honda これもアプリ。これを起動して、歩いたり走ったりすると、あたかも車で走っているようにエンジン音を出すだけのアプリです。加速するとエンジン音が高くなり、ちゃんとギアチェンジもします。車種も往年のホンダ車数種類のなかから選ぶことができます。マクラーレン・ホンダ MP4/5もあります。 自動車をもっと楽しむためのホンダの取り組み、なかなか良いと思います。ただ、ホンダにはもっと本業で頑張ってもらいたいという思いはあります。もっと個性的なクルマを作ってもらいたいなと、かつてのホンダユーザーは思います。そんな中、ホンダがF1への復帰を決めたのは大歓迎ですね。