コンサルタントも叩き売りの時代
近年、日本で「コンサルタント」と名乗る人は、毎年1万人規模で増加しているという。労働力は純減となっているなかで、この増加ペースは桁外れに大きい。つまり、コンサルタントの参入障壁は低いのである。誰でも「コンサルタント」と名乗れば、今日からコンサルタントである。コンサルタントはコモディティ化してしまったのだ。
そういう中で、高いフィーを取れるコンサルタントになるためにはどうすればよいか。コモディティ化した製品を高く売っている企業の販売戦略が参考にすれば、次のような手段が考えられる。
- ブランド構築
- 顧客基盤(ファンの数)
- 特許
- スイッチングコストを引き上げる
じゃあ、「どうやってブランドを構築するのか?」「どうやってファンを増やすのか?」という話になる。そこから先はそれぞれが考えていかねばならない。
そうしないとコンサルタントも叩き売りになる時代なのだと思う。
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