比較優位と競争優位

マイケル・ポーターの本を読んでいて、国家の競争力について論じているところがでてきた。そこでは、国家(国家に限らないだろうが)は「比較優位 (comparative advantage)」から「競争優位 (competitive advantage)」を獲得しなければならないと述べている。

この違いがあまりよくわからないのだけど、たぶんこういうことなんだと思う。

国の得意とする産業の発展は、経済学では、一般に、「比較優位」で説明される。これはとても合理的な考え方で、自然にまかせていたらそうなると考えられる。しかし、自然にまかせるよりも、政府(などが)主体的に動くことによって、より高レベルの競争力を獲得することができる。

そういうことを言っているのではないかと思う。

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