フランスから帰国

3時間弱の送迎車と12時間近いフライトののち、ようやく成田に到着。税関申告票に何も記載していなかったため(疲れていたのでよく読まなかった)か、スーツケースを開けられたが、お土産のワインの本数を聞かれただけで無事通過。
家に着いたのが昼の12時前、昼食後は子供と公園に遊びに行ったものの、さすがに疲れがたまっていて早めに切り上げて家に戻り、一緒に昼寝をとった。結局15時から18時くらいまで、うたた寝をしてしまった。
飛行機の中では、また何本か映画を見たが、印象に残っているのは、「少年H」と"Paris or Perish"。
「少年H」は小説を読んだことがあるので、内容は知っていたものの、20年ぶりちかく経って映画を見てみると、自然とHの父親の立場という新たな視点で映画を観ている自分に気がついた。「このような極限状態のなかで自分ならどうしただろうかなぁ」と。自分や家族を守るためには、理想を追い求めていてもだめだが、世の中の流れに合わせてワカメのようにふらふらやっていくのも「何のために生きているのか」ということになる。人生とは、エンジニアリングと同じで、理論的な目標をめざし、現実の課題を解決していくことなのかもしれない。
"Paris or Perish"は、ストーリーが分かりやすく、ありがちなコメディー映画なのだろうが、自分のやるべきことに強い執念を燃やす主人公の姿は清々しいと思った。そして、それをとりまく友人や家族とのかかわりも良かった。
帰国後開けたスーツケースから出てきたお土産のマカロンは少しへちゃげていた。

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