日本のテロ対策は。。

池上彰の「知らないと恥をかく世界の大問題4」をざっと目を通し、一番興味深かったのは日本のテロ対策の甘さを指摘している点と、テロを根絶するためにはどうすればいいか意見を述べている部分。
テロリストに対する世界標準の考え方は、「テロリストは絶滅させるべき」という断固としたものであるのに対して、日本の考え方はテロリストにも同情を示すという極めて甘いものである。よど号ハイジャック事件ではテロリストの交渉にのり、要求をすべてのむという世界標準からはあり得ない失態をさらした。その後も、地下鉄サリン事件では、教団は名前を変えて存続しており、当時の教団幹部も普通に生きており、さらに、教祖に至ってはいまだに刑務所内で生きている。
今後、世界での発言力を維持して行くつもりなら、この点は悔い改めねばならないところである。
その他、個人的に最近気になるところは、中東とアフリカの情勢。シリア、イラン、エジプトの情勢、そして中央アフリカ、南スーダンの情勢については理解しておきたいと思う。どのような対立紛争が起きているのか、背景にある構造は何なのか。自分なりに理解したい。

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