日本国破綻を防ぐ条件に関するメモ

現代ビジネス:「国債金利の上昇=日本国の破綻」は間違っている
を読んで,簡単なメモを.

眠い...と思えば,もうすぐ2時か...

つまるところ,著者が言いたいことは,最後の「名目GDP成長率4%以上にせよ」ということのようだ.そうすれば,「理論上は破綻しない」と.しかし,4%以上という数値はかなり高い水準である.ここ15年の日本GDPはほとんど横ばい.ゼロ成長なのだ(下のグラフを参照).実質GDP成長がせいぜい2%だとすると,残りの2%は期待インフレレートで膨らませるしかない.これを安定に実現する政策はあるのだろうか.


まとめ:
  • イギリスの例は,「日本の債務超過が即破綻につながるわけではない」ということを示している.
  • しかし,「日本は破綻しない」ということを示しているわけではない.
  • 「名目GDP成長率4%以上の維持」の実現はかなり困難
  • 国を破綻させないためには,プライマリーバランスをプラスに安定させることが欠かせない.(当然か).

ところで,4%という数値は,日本の現在の税率をもとに算出しているから,その前提が変わったら,例えば,法人税率や所得税率が最大20%になったりしたら,この値はもっと大きくなるはずだ.そうなると,ますますその実現は困難になるよなぁ...

ああ,だんだん何考えているか良くわからんくなってきた.寝よ.

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