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高尾山〜陣馬山トレイルラン

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クリスマスイブの今日は(そんな気が全くしないのだが)、初めて高尾山〜陣馬山トレイルランを実施した。トレイルランのメッカともいわれているコースだけあって、素晴らしい眺めが楽しめた。 出発が遅れて、高尾山口駅に着いたのが12:10くらい。平日なので人影はまばらだったが、サンタクロースのコスプレをした男女6名くらいのグループが目立っていた。 ケーブルカーの麓駅を過ぎると、いきなり胸をつく急登。走り続けるのは辛いので歩きが入る。 ほぼ登り続けて30分程で高尾山山頂に到着。 ここから先は未知の世界、小仏城山へ向けて下る、下る、どんどん下る。 人影がさらに薄くなり、静かな山林のなかに自分の足音と息使いだけが聞こえる。 昨夜の雨で、ところどころぬかるんでいる。足を滑らせないよう慎重に下りを飛ばす。 このころはもう、上りはほぼ歩きがはいるようになる。 景信山到着は13:40ころ。相模湖が見える。 茶屋があり、テーブルとベンチが沢山並べられていたが、人影はなく、ひっそりとしていた。休日や夏はさぞかし賑わうのだろう。 この時点で、その後の行程を練り直し、陣馬山から陣馬高原下へ下るルートを選択した。 ここからは適度なアップダウンが続く走りやすいコースだったが、さすがに足が疲れてきたので、やはり歩きが多くなる。 途中、杉の木やヒノキを伐採していた。 14:30くらいに陣馬山山頂到着。眺めが良い。北側の斜面には草原が広がっていて気持ちよさそう。 ここから陣馬高原下へ向け下るのだが、すぐに駐車場に出て、そこから先は舗装道路をひたすら下る。さながら箱根駅伝の六区のよう。 そして15:00バス停到着。15:25のバスで高尾駅へ向かっている。 帰ったら、クリスマスディナーの準備。

クリスマス

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今年のクリスマスに向けては、リース作りと、クリスマスホームパーティ。 下は小さめの輪を買ってきて、これも買ってきたなんとか杉の葉でベースを作り、過去に公園で拾った松ぼっくりと木の実、そして、家の花壇から摘んで乾燥させたオレガナムネオンライトの葉を飾ったリース。ダイニングの時計の下に飾った。 こちらは、上のものよりふたまわりくらい大きいサイズのリース。杉の葉と松ぼっくりだけのシンプルなもの。こちらは玄関のドアの外に飾った。 ホームパーティの食事。電子レンジでお手軽なローストビーフ。 ローストチキン。小ぶりだが、これくらいじゃないと、うちのオーブンには入らない。 スポンジだけ買ってきて、ホイップクリームで飾り付けしたケーキ。きのこの山がなかなかかわいらしくて良い。 クリスマスはスキー場で過ごす予定だったが、なんと雪不足で催行中止になってしまった。代替レジャーを考えねば。。

ハーフマラソン

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今日は、久しぶりにハーフマラソンを走った。結果はスタミナ不足で散々だったが、キロ4分で行ける走力はあるらしいことがわかった。 12kは49分くらいで、それほどきつい感じはなかったが、その後、あしが辛くなってきて大幅にペースダウンしてしまった。 この冬はスタミナ強化に努めることを課題にする。 今日の天気予報は先週まで雨だったが、結局爽やかに晴れて暖かくてよかった。紅葉が綺麗だった。

スキーブーツ購入

今日は、ビッグサイトのロボット展を見た後、神田の石井スポーツでスキーブーツを買った。 前回のはテクニカで、今回はノルディカ。同じグループ会社らしい。旧モデルのため安かったが、新素材で軽い。 そのあと、神保町のキッチン南海で昔ながらのカツカレーを食べた。美味しかった。 ちなみに、ロボット展はなんともシュールというか、大きな産業ロボットが動き回っている様は圧巻だった。 何台ものロボット協調して動くのは、どのように同期を取っているのか興味があったが、時間切れで聞けなかった。

ポインセチアの花が落ちた

頂き物のプリンセチアの花が、全て、苞とともにポロっと落ちてしまった。 ネットで調べてみたところ、原因は日照不足かもしれない。日照が足りないと、葉が丸まって落ちてしまうとのこと。 その他の葉が落ちる主な原因は、低温、根腐れ、水切れである。それぞれ、葉先が黒くなる、葉が垂れて白っぽくなる、葉が黄色くなるという症状が現れるとのこと。 とてもポピュラーな植物だけど、なかなか手の掛かる部類なので、贈答用としてはどうなのかとも思う。

園芸記録

先週末は外出が多かったので、あまり園芸の時間はとれなかった。 ゼラニウムに液肥を与えた。ゼラニウムは葉ばかり育っているが、花は咲きそうにない。 花壇を10cmほど中耕した。上にかぶせていた腐葉土と化成肥料、苦土石灰をすき込む感じ。バークチップもいくらか混ざり込んでしまった。pHを測ると、5.5と、若干改善していた。表層の土は乾燥してサクサクな感触だった。ふかふかにしたい。 先週大きく刈り込んだミントは、ランナーから脇芽が伸びてきた。気温が下がってきているのにすごいものだ。 ルバーブはさらに巨大化を続けている。直径20cmくらいの葉が3枚ほど張り出しているところに、また新しい葉が芽を出している。 コリアンダーの種は芽を出していない。やはりダメか。それとも寒すぎるのか。 プリンセチアは、水持ちが悪いらしく、乾燥しすぎになる。一度抜いて、用土を変えたほうが良いのだろうか?

トレイル・トレーニング

今日は、会社の人に教えてもらった、小山田緑地へトレイルランに行ってきた。想像以上にきついコースだったので、最後は足が動かなくなってしまった。痙攣しそうな足を引きずるようにして、なんとか新百合ケ丘までたどり着き、今家に着いたところ。 小田急線の唐木田駅からスタートし、当初は駅に戻るコースを予定していたが、途中変更を繰り返し、最終的には、新百合ケ丘駅をゴールにした。里山という雰囲気で、良いトレイルだが、なかなかアップダウンが激しく、きついコース( RunKeeperのログ )。 序盤はゴルフ場わきのトレイルから入り、暫くゴルフ場周辺を走る。途中、何度も道を間違えた。地図があっても、結構分かりにくいところが何箇所かあった。 はるひ野のあたりでロードに出てから足が痙攣し始めた。下り坂だったのでなんとか走れたが、最後の新百合までの登り坂は堪えた。 いいトレーニングにはなったものの、普段の練習不足を思い知らされた。しっかり、LSDをやっていこう。

ピアノ発表会

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昨日は6歳の息子の初めてのピアノ発表会。「よろこびの歌」と「聖者の行進」。 舞台の上にはひとりきり、そのうて暗譜で弾ききった。 練習が自信につながる手応えを感じてもらえたかな。

9回目の結婚記念日

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11/26は9回目の結婚記念日。近所のナポリピザのお店、Vento e Mareで、夫婦二人でささやかにお祝いをした。 ただ、子供達には直前に伝えたのは失敗だった。「(二人だけで行くのは)ズルい、僕たちも行きたい!」と、泣きわめいて大変だった。 来年は伝え方を変えないと。

クリスマスの準備

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11/23日は、クリスマスツリーを飾り付けた。枝の先に飾るのがよいようだ。 夕食には、シャケのムニエル。ハーブの本に載っていたレシピでソースを作ったが、ジャガイモを茹ですぎたか、ソースというより、ポテトサラダ状態になってしまった。ジャガイモは、シャキシャキに茹でるか、そもそも混ぜない方が良いかも。 ちなみに、ソースの材料は、茹でたジャガイモ、マヨネーズ、レモン汁、ケッパー、ディルを刻んだもの、塩、コショウ。レモン汁の代わりにシェリービネガーでも良いかもしれないが、やはりレモンの香りが合いそう。 あとひと月でクリスマス。そして、今年ももうすぐ終わりだ。時が経つのは早い。

ガーデニング日記

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ポインセチアの短日処理を開始してから3週間ほど経過したが、まだ花が咲く気配はない。まあ、90日掛かるといわれているので、まだまだなのも無理はない。気長に頑張ろう。 ちなみに、短日処理の効果を見るため、2鉢あるうち、一方のみ処理を実施している。 ミントの鉢が小さすぎたので植え替えた。鉢を抜いてみると、もう底から根っこが飛び出して花壇の土まで伸びていた。 これは、たぶん4号鉢。7号の深鉢に植え替えた。 けっこう伸びていたので、合わせて収穫。 この後、一晩水につけたコリアンダーの種をミントの隣にばら撒いてみた。今度は発芽するか? 水栽培のポトスの枝を挿し木の用土に挿してみた。水栽培では全く栄養を与えてこなかったためか、全く成長しなかったが、変化が現れるかどうか楽しみ。

一週間の振り返り

金曜日は、電子部品を買いに秋葉原へ行き、そこから帰宅ランを敢行。12kmくらいかと思っていたけれども、実際は14km強ありました。荷物があったため、結構脚が疲れました。 土曜の朝食は、以前ポトフ用に買っていた安物ソーセージを炒めて食べてみましたが、正直「不味い」。「肉ではない何か」を食べている感じなのと、味付けがダメでした。もう買いません。 土曜の昼食はペンネのトマトミートソース。賞味期限がとっくに切れたペンネを消費するために調理しました。ニンニク焦がしてしまいましたが、なかなか良い評判でした。トマトが入るのでごまかしがきくのですね。ただし、大人3人+幼児2人にペンネ300gは少なすぎました。次は400gは必要です。 花壇のpH値を測定してみました。測定結果は「5.0」、やや酸性です。植わっているハーブ類は6.0くらいが良いので、少し改良が必要であることがわかりました。最初に分かっていれば、もっと対策がとれたのですが。。。ひとまず、寒さ除けのために根元に腐葉土を敷きました。 夕食は魚介の鍋。適当に作りましたが、まず失敗しないのが、鍋のいいところです。今回豆腐がなかったのが不評だったので、やはり次回は入れます。 日曜の朝は、ホットケーキとサンドイッチ。「サンドイッチの原型」らしい、キューカンバ・サンド、そして、卵とディルのサンド。 卵+ディル+マヨネーズの組み合わせはなかなか良いみたいです。これに、オリーブなどを追加するのも良いみたいです。レーズンを加えても美味しいかも?ディルを育てたい。。 キューカンバ・サンドは薄切りキュウリのみのサンドですが、こちらは、一味足りなかったので、ハムを追加して食べました。ソースを工夫すると、もう少し美味しくなりそうです。チーズを加えても良さそうだと思いました。 昼は、久しぶりに洋服を買いに新宿へ。いろいろ回った結果、「TAKEO KIKUCHIが自分に合っている」と再認識しました。コンセプトが面白い、リバーシブルのセーターを買ってしまいました。ズボンは妻からの誕生日プレゼントです。 夕食は再びポトフ。「釣るし燻製」とかいうベーコンを使ったところ、なかなか美味しくできました。どうやら煮込みすぎも良くないみたいですね。今日は1時間ほどで程よく煮えました。

目黒不動のお話

先日、改めて目黒不動尊の境内を歩いてみました。その近所に住んでいながら最近まで知らなかったのですが、ここは今から1200年以上も前、遣唐使の時代に開かれたお寺だそうです。ウェブサイト 「目黒不動のまち」 によれば、慈覚大師円仁が不動明王を安置したのが始まりとのことです。 正直なところ、それまで円仁という名も、慈覚大師という名も知りませんでした。あの最澄の弟子の一人だそうです。 ともかく、寺の名前は「瀧泉寺」。滝があったのですね。今でも、水かけ不動尊のある池の奥には、滝行小屋があるので、滝が流れているのかもしれません。 ところで、境内を歩いていると、小さな神社がたくさんあるのに気がつきます。伏見稲荷や豊川稲荷もありますし、本堂の裏の大日如来像の裏には、地主神を祀った祠もあります。これは、目黒不動に限らず、どこの寺でも目にする光景です。 なぜ神社と寺が同居しているかといえば、一緒に境内を散策した「人生の大先輩」によると、「もともと神社があったところに、後からやってきた仏教が立派な寺を建ててしまった」ということのようです。 そこから神道の話になり、「神道の中心は出雲国」という話を聞きました。もちろん、そんな話は知りませんでした。自分が無知であることを知りばかり。 その数日後、ハーブの本を読んでいると、「神道の中心が出雲国」という話が出てきて、驚きました。月別のハーブを紹介する形式のこの本には、『10月は「神無月」で、これは「神様がいなくなる月」という意味』だと説明がありました。そして、神様がいなくなる理由が「年一回の重要な会議に参加するため留守にするから」で、その会議が開かれる場所が「出雲」というわけなのだそうです。 さて、瀧泉寺の墓地には、甘藷先生として知られている、青木昆陽の墓があります。どうやら、歴史の教科書に登場したらしいのですが、私は全く記憶にありませんでした。江戸時代、徳川吉宗の命により、関東でサツマイモの栽培を始め、大飢饉から人々を救ったと言われているのですね。 この近くに別邸を持っていたから、ここにお墓があるということです。 これで、毎年10月になるとサツマイモ祭りのようなものが開かれる理由がわかりました。 次回は、「たけのこ栽培の碑」について書こうかと思います。

シルバーウィークのキャンプ(後半)

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また、しばらくあいてしまいましたが、シルバーウィークのキャンプの続きです。 9/24(三日目) 三日目の朝は風がなく、キャンプ場の池にきれいな逆さ富士が映り込んでいました。 ホットドッグの朝食を済ませると、キャンプ場移動のため、早々に撤収、二日ぶりの風呂に入りに、あさぎり温泉「風の湯」を目指しました。途中、白糸の滝の案内を見つけたので、寄り道。 滝を見てから温泉に向かいましたが、連休のあとの平日だったため、風の湯は休業日でした。 しかたなく、道の駅「なるさわ」隣接の「ゆらり」へ向かいました。途中立ち寄った、道の駅「朝霧高原」でソーセージやスモーク豚タンと野菜を購入しました。 朝は天気が良かったのですが、「ゆらり」で温泉に入っていると、富士山に傘雲がかかり始めており、ついに雨が降り出してしまいました。 昼食は「ゆらり」のレストランで済ませました。なかなか安くて美味しかったです。温泉を出ると、すぐに本栖湖の洪庵キャンプ場を目指しました。 洪庵キャンプ場についたのは15:00ころ。平日で天気も良くないのでガラガラでした。受付を済ませ、湖畔のサイトへ車で向かうと、ほかに3組ほどがテントを張っていた程度でした。あとは、林間サイトに2組ほど。 湖畔のサイトは結構傾斜があります。風も結構強くなってきて、タープを張るのが大変でした。本当は湖の向こうに富士山がそびえているはずですが、雲の中でした。 夕食は、昼買ったソーセージや豚タンと野菜でBBQ。ここのキャンプ場で気が付いたのは、薪となりそうな枝がほとんど落ちていないことです。きれいに掃除してあって、細い枝すらなかなか見当たりませんでした。他から持ち込むか、受付で買うのがよいです。 となりでキャンプしていた家族のお父さんが、釣り竿をふっていたので「何が釣れるのか」聞いてみると、ニジマスが釣れるとのこと。子供たちも興味津々に見ていると、みごとにニジマスが一匹釣れました。釣りができると、アウトドアの楽しみの幅が増えそうですね。 そのとき、湖の水を触ってみたのですが、思いのほか暖かったです。その方によると、天気が良かった朝のうちは水に入って遊ぶ子供たちもいたそうです。 夜、食事の片づけをしていると、その家の男の子が「いっしょに花火しよう」と花火を持ってきてくれまたし。うちの

シルバーウィークのキャンプ(前半)

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忘れないうちに、シルバーウィークのキャンプを記録しておこうと思います。書こうと思いつつ、もうすぐひと月がたとうとしています。 今年のシルバーウィークは、後半の平日に休みをとって4泊5日のキャンプへ行きました。本当は頭に行こうかと思ってましたが、出だしが遅く、レンタカーが取れなかったので、9/22〜26の日程となりました。借りたのは久しぶりにRAV4。 行き先は、色々迷ったのですが、富士山の絶景が眺められるということで「ふもとっぱら」、そして、ゴールデンウィークの時に見て良さそうだった「洪庵キャンプ場」に決定しました。 9/22(初日) 朝7:00にレンタカー借りて、荷物を詰め込んで簡単な朝食を済ませて出発したのが、9時くらいでした。中央道下りは若干渋滞していて(上りはもっと大渋滞でした)、八王子あたりまでは混雑していましたが、その先は順調でした。途中談合坂で休憩、富士吉田で回転寿司の昼食と少し買い出しをして、15:00くらいにふもとっぱらのキャンプ場に着きました。 連休中だったので、たくさんのテントが張られていましたが、サイトが広々とした草原なので、十分なゆとりがあります。こんなに気持ち良くタープが張れたのは初めてです。富士山の眺めが素晴らしいはずですが、あいにく雲がかかっていて、裾野のほうしか姿が見えていませんでした。 テントを張り終えると、次はマキひろいですが、前日までの天気が良くなかったらしく、湿っぽい木ばかりでした。次からは、よく乾いた細い枝を準備しておいた方がいいと思いました。 私が火を起こし、夕食の準備をしているころ、子供達はひろびろとした草原でボール遊びをしたり、レスリングをしたりして楽しんでいました。本当に気持ちのいい開放的なキャンプサイトです。 初日の夕食は、シーフードのトマトソースであえたニョッキです。それまでは、ガスで調理していましたが、今回は主に焚き火で調理してみました。火力の調節が難しいですが、ガスよりもワイルド感があって雰囲気があります。料理のほうは、好評で、あっという間に完食でした。 そして、恒例のマシュマロ。それぞれ枝に刺したマシュマロを焚き火で炙って食べました。とろけたマシュマロをリッツに挟むとまた美味しいですね。 しかし、夕方になり、日が陰ると急に冷え込んできます。この時期でもフリース

Windows10 の日本語キーボード認識トラブルについて

Windows10にアップグレードしたのですが、しばらくして、日本語キーボードが英語キーボードとして認識されていることに気が付きました。いろいろ調べたのですが、Windows10に関する情報はまだほとんど無い状態でした。結局、Windows7用の解決策がそのままつかえました。 以下のURLの情報です。いったんPS/2キーボードを選択し、再起動ののち、デバイスドライバを自動更新する方法です。なんとも面倒ですが、これが効きました。 http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_7-hardware/usb%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89/0f570389-4220-411b-986c-9820cbada77b?auth=1

歴史の勉強こそ「なぜ」を考えさせるべき

学校での歴史の勉強というと、暗記ばかりでつまらなかった記憶があります。でも、そこに「なぜ」を考える要素があれば、もっと楽しめたのではないかと思いますし、社会で役に立つ実践的な力を磨けたのではないかと思います。例えば、スペインの無敵艦隊はなぜイギリスに破れてしまったのか、自分なりに仮説を立て、歴史上の事実と照らし合わせて検証するのです。 このように、なぜ?なぜ?と考えていくと、歴史上の出来事の因果関係が見えてきて、自分なりの歴史観が形成されるとともに、思考能力が鍛えられます。断片的な情報をもとに、背後にある構造を見抜く洞察力が鍛えられます。 そしてなにより、「仮説を立てて検証する」という作業は、理系文系を問わず、すべての学問の基本ですし、ビジネスで新しい価値を創造するための基本作業です。 暗記一辺倒の歴史教育はやめて、「考える」歴史教育が必要なのではないでしょうか。

つくばマラソン、エントリーできず。。

つくばマラソンに申し込もうと思っていましたが、スタートに出遅れた結果、定員締め切りでした。エントリー開始から1時間45分でした。一般募集は13,000人と発表されていたので、2時間足らずのうちにそれだけエントリーがあったということです。すごいマラソンブームですね。。。 今年はレイトエントリーはあるのでしょうか。。。 つくばマラソン走れないとなると、今年もフルマラソンは走れそうにありません。来年春の大会を目指そうと思います。

皇居経由の帰宅ラン

今夜は、皇居を経由する帰宅ランを実施してみました。総距離は16kmあまりでした。さすがに距離があるのでパソコンは会社に置いて荷物を軽くしましたが、途中で力尽きて歩きが入ってしまいました。 原因のひとつは最初に飛ばし過ぎたこと。日差しがない夜は涼しいので走りやすいのでついついペースが上がってしまうのと、皇居はランナーが多いので、周りにつられてペースが乱れがち。今日も水曜日だったこともあって、大勢のランナーが集まっていました。 ちょっと失敗だったのは、日が良くなかったこと。国会議事堂周辺に新安保に抗議する人々が集まっていました。本当は国会議事堂のあたりから溜池山王のほうに抜けたかったのですが、混乱に巻き込まれたくなかったので、警視庁のほうから虎ノ門に抜ける道を選びました。 経済産業省前では、相変わらず原発反対が不法占拠しているみたいですね。経済産業省に向かって拡声器で罵声を浴びせていたのは、別に福島から来た人ではなく、バイトでしょう。ああいうのは、騒音公害で取り締まるべきだと思います。あと選挙カーの騒音も法律で禁じるべきですね。とにかく、騒音に対して寛容過ぎるのはダメだと思います。ITが発達した今、叫ぶよりももっと効率のいい情報拡散の方法はいくらでもあるはずです。 しかし、久しぶりによいトレーニングができたと思います。

帰宅ラン二回目

昨晩は、帰宅ラン二回目を決行しました。今回は慣れもあったのか、前回よりも楽に走れました( RunKeeperのログ )。ただし、適当に走り過ぎて、無駄に登って下ったうえにさらに遠回りしたところがありましたが。。。 三田や高輪のあたりは緑が多くて閑静な住宅街があるものなのですね。

初めての帰宅ラン実行

初めて帰宅ランに挑戦してみました。思ったより距離は短く、7.5kmほどでした。ただ、荷物が重かったので、足への負担はそうとうなものでした。キロ6分のペースで45分ほど。電車を使うよりも10分ほど多くかかるくらいでしょうか。毎日だと難しいと思いますが、週1か2回くらいの頻度で実施してみようと思います。 RunKeeperログへのリンク

親子ランニング大会参加

5月31日の日曜日、6歳になったばかりの息子と、親子ランニング大会を走ってきました。距離は3km。息子にとっては初めての長距離レース(短距離は保育園の運動会)。真夏のような強い日差しのなか、一度も歩かずに立派に完走しました。 大会名は「第5回 東日本大震災復興支援ラン 品川 ・大井スポーツの森大会」。大井埠頭中央海浜公園が会場でした。陸上競技場をスタートして、公園の周りをぐるっと回って競技場に戻ってくるコース。ここは埋立地ですが、緑が多くあり、いいランニング環境だと思いました。ちなみに、公園から少し行くと、新幹線の基地です。 数日前までは雨の予報でしたが、当日は晴天。スタート時刻の午前10時には真夏のような暑さになりました。 スタート地点にいくと、「川内選手がいる!」と思ったのですが、マイクを持って喋りまくっていたので、どうも違うとよく見ると、「M高史」というゼッケンをつけていました。それまで知らなかったのですが、川内選手そっくりのお笑い芸人でした。でも、もと駒沢大陸上部で、マラソンの実力もかなりすごいみたいです。 私たちのタイムは23分あまりで、48組中28位でした。初めてにしては上出来だと思います。ちなみに、1位のタイムは13分台。これは大人でも結構速いタイムです。すごい。 大会後は、近くのスーパーで弁当などを買って、公園で食べました。運河側にフリーのバーベーキュー可能の場所があり、たくさんの人がBBQを楽しんでいました。すべて持ち込みですが、タダでBBQができるのは良いです。 「また走りたい?」と息子に聞くと、当分はいいみたいでした。

本栖湖キャンプ2015 GW

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5月3日から5日の二泊三日で本栖湖へキャンプへ行きました。4箇所ほどあるキャンプ場のなかから、事前に予約ができ、カヤックなどのレンタルも充実してそうな、「本栖湖いこいの森キャンプ場」を選びました。ゴールデンウィークの渋滞で到着時間が大幅に遅れたり、雨がぱらついたり、風も強いという条件でしたが、屋外での食事と本栖湖でのカヤッキングも存分に楽しむことができました。 オートサイトは4月の時点で予約で埋まっていたので、駐車場からテントサイトが離れているサイトに予約を入れました。料金は大人二人と未就学児二人に車一台の二泊で5,800円。追加で二人乗りのカヤック一艇を一日レンタルして3,000円でした。 渋滞を考慮しても4時間くらいで着くかと思っていたのですが、甘かった。朝の7時過ぎに家を出て、到着したのが午後2時過ぎ。休憩含めて7時間も車で移動することとなりました。 途中、洪庵キャンプ場の上にある展望台からは、美しい富士山の姿を眺めることができました。風が強かったため、湖面は波立っていました。ウィンドサーファーが大勢いましたが、「あんなにスピードがでるのか」と驚きました。 洪庵キャンプ場は湖畔にもサイトがあり、たくさんのテントがひしめき合っていました。透明度が高そうです。 いこいの森キャンプ場に着き受付を済ませると、案内されたサイトは少し離れた静かな場所にありました。もともと5mx3mと聞いていた区画は、5mx5mくらいありそうで、若干余裕がありましたが、スノーピークのアメニティドームを設営すると、結構ギリギリ。前面のフライをはねあげると、ややはみ出してしまいましたが、それほど邪魔にならなさそうだったので、よしとしました。 キャンプ場内で、子供たちに大人気だったのが、10mくらいの長いロープで木につるされたブランコ。本栖湖を眺めながら、ゆったりとゆれるブランコはなかなか気持ち良かったです。 あと、受付のある建物の中には、グランドピアノが置いてあり自由に弾けるほか、有料ですが、卓球やダーツでも遊べるようになっていました。トイレはとても綺麗ですし、お湯の出る綺麗なシャワールームも完備されていました。静かなキャンプを求める人には合わないでしょうが、小さい子供のいる家族には、手軽にアウトドアを楽しめて良いなと思いました。 キャンプ

サランラップの芯で暗号

休みの日の朝起きると、5歳の息子が、細長い紙にひらがなを書いたものを見せてくれたのですが、これが、意味不明のまるで暗号文。 と思っていると、息子は、サランラップの芯に、その紙をクルクルと巻きつけ始めました。それを芯の方向に縦に読むと、「おじいちゃん のびたの すぺすひろず」と読むことができたのです。まさに暗号だったわけです。 平文の内容は、おじいちゃんとドラえもんの映画を見に行く約束をしていたので、そう書いたみたいです。 どうしてそんな暗号を知っているのか聞くと、「お父さんたちが起きてくる前に見たピタゴラスイッチでやってた」と。親がまだ寝ていた時に、子供たちだけで勝手にテレビをつけて見た番組で紹介していたものを早速やってみたということです。「なかなかやるじゃないか」と思ってしまいました。 調べてみると、これは「ピタゴラ暗号棒」という名前が付けられているみたいです。棒が鍵の暗号、なかなか素晴らしいアイディアですね。

映画の感想

先週のアリゾナ旅行のときに、飛行機で見た映画の感想です。時間がたってしまったので、リストを思い出すのが大変でした。。 "The Theory of Everything" - 宇宙物理学者、ホーキング博士の映画。良かった。全宇宙を説明する究極の理論を探求するホーキング博士とは相反するような複雑な人生。それでも進化を続ける姿勢には心を打たれる。それと、奥さん役の女優が好みだった。 "The Imitation Game" - アラン・チューリングによるエニグマ解読の実話に基づく映画。良かった。しかし、若干ストーリーが単調すぎたか。 "Baymax" - 癒しロボットと天才オタク少年が主人公のアニメ。面白かった。サンフラントウキョウという、サンフランシスコにトウキョウの風景を混ぜたような架空の都市が舞台で、主人公は日本人の名前。いまだに日本は「クール」なイメージなのだろうか。 "Whiplash" - 異常なスパルタ指導に潰されかけた若いドラマーの話。意外に良かった。ビッグバンドの音楽と、ほぼ命がけで巨大な壁を乗り越えて自分の夢を掴むところが良かった。指導者としてどうあるべきかということも考えさせられた。 "This is Where I Leave You" - 様々な問題を抱える家族がしばらく共同生活をするコメディ映画。なかなか良かった。人生というものは複雑なもので、思っているようにはならないけど、大切にするものは変わらない。 "The Equalizer" - ロシア人マフィアにひどい仕打ちを受ける若い女を助けるために、行動を開始する元CIAエージェントの話。ダメ。「正義のためなら何やっても良い」という感じの流れで、途中から主人公が極悪人のようにも見えてきた。とにかく人殺しシーンが多くて気が滅入った。

寝室が同室の夫婦は本当に旅行によく行くのか?

今日は、とあるサイトで、「寝室が同室の夫婦はよく旅行に行く」と述べている記事を見ました。一見、ちゃんとした調査結果の数値データに基づいているのですが、実際は、この手の記事にはよくある、不完全な推論による結論でした。 記事の主部は以下の通りです(数値などは変えています)。 800人の、配偶者と住居を共にする既婚者を対象にしたアンケートの結果、年に1回以上旅行する夫婦の約8割が「寝室が同室」と回答した。つまり、「寝室が同室の夫婦はよく旅行に行く」ということになります。  どうでしょうか。一見納得してしまいそうですが、意図的なものかどうかはともかく、この結論付けに必要な情報が欠落しています。何が足りないかというと、「年に1回も旅行しない夫婦の中で寝室が同室の割合」です。もし、年に1回も旅行しない夫婦の100%が同室で寝ていたら、どうでしょうか。「寝室が別室の夫婦の方がよく旅行に行く」と、まったく正反対の結論になってしまいます。 この記事では、データの切り口を間違えてしまったために、ロジックが不完全になってしまいました。本当は、まず、対象を寝室が同室か別室かで切りわけ、それぞれの旅行に行く割合を比較しなければならなかったのに、先に対象を「旅行に行く」グループに絞り込んでしまったために、判断が不正確になってしまいました。 実は、人間の脳は、こういう推論に案外弱いらしいです。直感的にはこの記事と同じような判断をしてしまいがちなのです。なので、こう言った条件付き確率のような推論をするときには、じっくり考える必要がありますし、こういう説明を聞いたり読んだりするときには、十分注意する必要があります。 この記事の推論が正しくても間違っていても、別にどうということはないかと思いますが、投資話しとかセールスピッチの場合には気をつけないといけませんね。

アリゾナでの素晴らしいランニング

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3/9から3/12まで、会社の研修でアリゾナに滞在しました。この時期のアリゾナは朝晩は少し肌寒いくらいの過ごしやすい気候で、雨はほとんど降らず、毎朝気持ちのいいランニングでリフレッシュできました。 その中でも忘れられないのが、 Camelback Mountain の登山ランです。ホテルから見えたこの山は、平坦なフェニックスの土地にポツンとあるハゲ山で、きちんと登山道が整備されています。ラクダの背中のような形をしているのが名前の由来でしょう。ホテルから2kmほど離れたところにありました。滞在中2回行きましたが、いつも、数名のハイカーが登っていました。 この山は、周りが平坦で、なおかつ、ハゲ山なので、とにかく眺めが良いです。5分ほど登ると、街を見下ろせます。下の写真は山の中腹から東側を眺めた様子です。午前 6:50ころ、朝日が昇ってきました。 しかし、意外に山頂は遠く、そして、上のほうは結構岩が切り立っていて高度感もありました。八ヶ岳や北アルプス的な感じです(さすがに鎖場はありませんが。。)。久しぶりにこういう山を登ったので、ちょっとビビってしまい、予想以上に時間がかかってしまいました。下の写真は下るときに撮ったものですが、岩がゴツゴツした感じと、急峻な感じがわかると思います。 山頂に着くと、360度の素晴らしい景色が目に飛び込んできました。7時15分くらいだったでしょうか。山頂には10数名の人と犬一匹が休んでいました。少しゆっくりしたかったのですが、8時から研修が始まるので、いそいで来た道を引き返しました。 後で、 RunKeeper のログ を見てみると、標高差は400mほどだったみたいですね。 行き当たりばったりのランニングで、こんな素晴らしい山に登れてとてもラッキーでした。気軽に登れて、高山的な感じが味わえ、素晴らしい眺めがある山は、なかなかないものです。登って良かったです。

立川シティハーフマラソン2015参加

2015年3月1日(日)に開催された、 立川シティハーフマラソン2015 に参加しました。一週間まえから、天気予報は雨でしたが、レース中盤まではなんとか曇りでもちこたえました。中盤からは予報通りの雨で、手が冷たくて感覚がなくなるくらいでした。 コースは箱根駅伝予選会に近い設定で、さらに青学や早稲田などから東大まで、学連登録の現役選手も同時に走るのが特徴の面白いレースです。スタートは、予選会と同じく、陸上自衛隊の滑走路(これが1km以上ある)。ゴールは、予選会とは若干異なりますが、昭和記念公園内です。 2005年の大会だったか、1時間18分台で走ったことがあるのですが、今回はほとんど練習できていなかったので、ビルドアップ走として走ることにしました。目標は5分/kmで入って、10kmからペースを上げていき、最後は4分/kmでフィニッシュすることに設定しました。 結果のラップタイムは以下の通りです。 5k 24’23”08 10k 21’30”06 15k 21’18”42 20k 21’02”79 21.0975k 4’49”46 Total 1:33’03”81 ビルドアップにはなっていますが、前半突っ込みすぎて、後半ペースアップしきれませんでした。ちなみに、ハーフマラソンの記録としては、自己ワースト二位です。 レース中に、「16kmからは全力で行こう」と決めて、実際スパートをかけたのですが、最後まで脚が持ちませんでした。18kmあたりで内腿が痙攣し始め、「もうダメか」と思いましたが、しばらくペースを落とすと痙攣が収まったので、なんとかゴールにたどり着いた感じです。 ペースアップはしきれませんでしたが、しっかり全力を振り絞った感じがあり、きちんとビルドアップできたことは良かったと思います。ゴールしたときから、脚の疲労がすごかったことも、それを証明していると思っています。(ちょっと痛めつけすぎたかもしれませんが。。。) やはり筋力不足です。16km地点で意図的にペースを上げたときには息があがりましたが、そのご脚がついてこなくなると、呼吸はそれほどきつくありませんでした。LTも下がっているのだと思います。このところ、まったくスピード練習していないから当たり前です。 4月には12kmのトレイルランを走る予定なので、それまでに起伏

想定外のことは起きるもの

この家の建設で、また事件が起きてしまいました。予定どおり基礎の解体が始まったのですが、あろうことか、隣の家の基礎まで解体されてしまったのです。確かに隣も基礎の段階で工事がストップしていて、施工業者も同じだったので、うちとそっくりの状況でした。誤って両方とも解体されてしまう可能性はゼロではないとは思っていましたが、「まさかそんな間違いはしないだろう」と考えていました。しかし、想定外のことが起きるものなのです。 この事件で、「人間は必ず間違いをおかすのだから、工事進捗はちょくちょく監視しなくてはならない」ということを学びました。ミスをしても早期に発見できれば直すことができますが、発見が遅れれば遅れるほど元に戻すのが大変になります。ましてや、誤って解体してしまったものはもう取り戻せません。 今後は、できる限り毎日、工事現場に足を運んで状況をチェックしようと思います。

出力抵抗はIBISモデルから算出する

電子部品を扱っていると、CMOS出力端子のドライブ能力や出力抵抗について質問を受けることがたまにあります。通常、データシートには記載されていませんが、これについて、最近 IBIS モデルから簡単に算出可能であることを知ったので、記載しておきます。 ただし、私は IBIS の知識はほとんどゼロなので、ここに記載していることは正確ではないかもしれません。もし誤りに気づかれた方は、ご連絡ください。 IBISから出力抵抗を求める方法 IBISファイルを開いて(テキストエディタで開けます)、目的の出力ピンモデルの [Pulldown] セクションに飛びます([Pullup] でもいいのですが、ここでは [Pulldown]を選びます)。[Pulldown]の下には、空白で区切られた数値が一行につき4つ並んでいます。左から、端子電圧、端子に流し込む電流の Typ, Min, Max値です。基本的に、端子電圧を電流値で割ったものが出力抵抗ですが、電圧が大きくなると、線形性がなくなってくるので、なるべく電圧がゼロに近い正の値のところを使います。電流は基本的にTyp値を使用します。 例えば、 0.10      5.78mA     5.73mA     5.81mA という記述を使う場合は、電圧 = 0.10V = 100mV、電流 = 5.78mA (Typ) なので、 出力抵抗 = 100 / 5.78 = 17.3 オーム となります。 IBISからドライブ能力を求める方法 ドライブ能力を求める場合も、同じく[Pulldown]セクションを見ます。与えられるVOL(3.3V CMOSの場合には VOL = 0.4V)に対応する電流値(Max値)が、ドライブ能力です。 出力抵抗を求めたのと同じ IBIS からドライブ能力を求めると、0.4Vに対応する電流は 23.56mA だったので、おそらく24mAドライバと考えて良いと思います。 ちなみに、IBISを見るには、 HyperLynx Visual IBIS Editor が便利です。V-Iカーブもグラフに表示できます。 データシートの VOH/VOL 値からはドライブ能力は分からない データシートに記載されているVOH/VOL値の欄には、Test Conditionとして、I

住宅の建築工事失敗で学んだこと

私は、「人生で一番大きい買い物」といわれる、住宅の購入で大失敗をしてしまいました。建築条件付の土地を購入して建て始めた工事が途中で止まってしまい、大幅に遅延してしまったのですが、契約書に不備があったばかりに、賠償金は一切請求できませんでした。弁護士に依頼したにも関わらずです。それどころか、多額の出費も発生しました。今日は、そこで学んだ教訓を書いておこうと思います。 不動産業界はクリーンではない 昔のような反社会組織とのつながりのある業者はなくなってきているようですが、残念ながら、不動産業界はクリーンとは言えないようです。業者側の作る契約書は、程度の差こそあれ、業者に有利な形に作られています。私の場合では、工事遅延の場合の賠償金に関する規定が一切ありませんでした。というより、通常の建築の契約書には付随する「約款」がありませんでした。そういうことを(もちろん法に触れない範囲で)平気でやる業者もいるということです。用心してかからねばなりません。 契約書は理解して納得するまでハンコを押してはならない 契約書には不用意にハンコを押してはいけません。一度契約を締結してしまうと、もうもとには戻れません。私のケースのように、業者の責任で工事が遅延したとしても、賠償責任について契約書に明記されていなければ、例え裁判しても賠償金は請求できません。契約書を隅から隅まで読み、全ての意味を理解し、その内容に納得してからでないと、ハンコは押してはなりません。 契約日当日はなんとなく「契約しなきゃならない」という気分になるかもしれませんが、契約する義務はありません。業者から説明を受けても契約書の内容に納得できないのであれば、契約は先送りにします。場合によっては白紙撤回も恐れてはいけません。 契約前に契約書に必要な条項を知るべし 契約書を隅から隅まで理解したとしても、業者が重要な条項を抜いていたとしたら、いざという時に役に立ちません。これに対抗するためには、契約書に書かれているべき内容を事前に熟知しておく必要があります。ネットに標準的な契約書(及び約款)の例がたくさんあるので、いくつか読み込んでおきましょう。以下は、工事請負契約約款の例です。 国土交通省  http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_00

そろそろ下落に備える

直感でしかありませんが、今年は、そろそろ相場の下落に備える必要があると思っています。昨年末ころから「日経平均が2万円に」という声も聞かれ始めました。リーマンショックが起きる前の2007年あたりにも、同じようなことを聞いた覚えがあります。 対策としては、日経平均と反対の値動きをする投信やETFを買ったり、単に日経平均と連動するETFをカラ売りして、相場下落で利益を上げるという、積極的なアクションをとっていく考えです。もっとアグレッシブに行くのであれば、個別銘柄をカラ売りするのが良いのでしょうが、銘柄選別に時間はかけられないので、相場全体の下げに掛ける考えです。 そういえば、ニセコが外国人の別荘地になっていると話題になっていたのも2007年あたりでした。今年も、ニセコが外国化しているとニュースになっています。確かに、昨年の9月に比羅夫を車で通ったときには、ヨーロッパのスキーリゾート地のような雰囲気でしたし、さらに新しい建物が建設ラッシュという感じでした。円安や中国資本の流入があるのでしょうか。これも下落相場を暗示しているような気がしてなりません。 ところで、再び世界的な不況となってしまう可能性もあります。そうなると、会社をクビになるリスクも頭に入れておかないといけないかなぁと思っています。

同期クロックが必要な理由を考えてみた

仕事上、Synchronous Ethernet, IEEE1588, NTPなどの同期技術の話を聞くことが多いのですが、「そもそも、なぜ同期が必要となるのか?」という素朴な疑問を抱き続けてました。Iこういう世界では良くあることですが、同期技術の専門家は、同期の仕組みについては詳しいのですが、その技術が要求される理由についてはあまり考えたことがないようで、こういう素朴な疑問にうまく答えられないのです。 「それなら、自分で考えてみよう!」ということで、出て来た答えをここにまとめてみました。 周波数同期が必要なのは、リアルタイム通信システム 周波数同期が必要となるのは、リアルタイム応答 (real time response) が要求される通信システム、つまり、「リアルタイム通信システム」です。 リアルタイム通信システムでは、入力に対して即時の応答(=出力)が要求されます。つまり、入力から出力までの応答時間(レイテンシ)が非常に小さいことが要件となります。 そのようなリアルタイム性が要求されるものは、身近なところでは「電話」があります。電話は、リアルタイム性が求められる、通信システムです。音声が相手に伝わるのに10秒もかかってしまうと、会話が成立しません。理想的には、電話のレイテンシはゼロであってほしいのです。 電話と同じ理由で、テレビ会議システムもリアルタイム性が求められます。 オンラインのビデオゲームも、ネットワーク上で複数のプレーヤーが対戦するアクション系のものは、リアルタイム性が必須です。 音声やビデオのストリーミングにおいても、生放送のように、「同時性」が重要なシステムの場合には、リアルタイム性が求められます。 そのほか、高度なリアルタイム応答が求められるのは、工場の製造ライン、発電所や変電所などの制御システム、金融業界での高頻度裁定取引システムなどがあげられます。 【リアルタイム応答が要求される通信システム】 電話 テレビ会議 オンラインビデオゲーム 工場制御システム 変電所制御システム 金融取引システム なぜリアルタイム通信システムで周波数同期が必要なのか リアルタイム通信システムで周波数同期が必要な理由は、送信側と受信側で周波数が一致していないと、必ずデータの取りこぼしやデータ

噴石が飛ぶ範囲(御嶽山噴火をうけて)

2014年のニュースで最もショックが大きかったもののひとつが、9月27日の御嶽山噴火でした。年末に、 「ドキュメント御嶽山大噴火」(山と渓谷社 編、ヤマケイ新書) を読みましたが、山頂付近にいた方々の話を読んでいると、銃弾や砲弾が飛び交う戦場のような壮絶な状況だったことが想像できました。 この御嶽山の噴火からは多くのことを学ぶことができますし、考えるべきことも多いですが、ここでは、噴石が飛ぶ範囲やその到達時間などを手計算して実感してみたいと思います。 一般に、噴石が飛ぶ範囲は、噴火口から半径1kmの円内と言われているそうです。そして、飛んでくる噴石の速度は300km/hにもなるそうです。まさに弾丸のようなスビードです。 落下点で300km/hということは、火口から放り出される速度もほぼ300km/hということです。 それでは、初速300km/hの噴石が飛ぶ範囲をざっくりと計算してみましょう。ここでは単純化のため、噴火口の周りはだだっ広い平野が広がっているものとします。もちろん、空気抵抗や地球の自転やらの影響は無視します。 空気抵抗を無視すると、水平面に対して45度の角度で飛び出した 石が一番遠くまで飛びます。飛び出したあとは放物線を描いて落下します。落下時も45度の角度で地面にぶつかります。飛び出してから頂点に達するまでの時間と、頂点から着地までの時間も同じになります。 飛び出した時の垂直方向の速度は約210km/h。これが重力で引っ張られてゼロになるのが頂点にきたときで、飛び出してから約6秒後です。そして、同じ6秒かけて着地します。つまり飛び出してから着地まで約12秒間です(たったの12秒間!)。この間、噴石は水平方向に約210km/hの速度で飛び続けます。その飛距離は710mほどになります。 実際の山は平原が広がっているわけはなく、斜面になっていますので、もう少し距離が伸びるはずですし、初速も300km/hを超えるものがあるでしょう。強い風が吹いていれば、風下に向かって飛距離が伸びます。そのような要素を考慮して多めに見込んだ結果、1kmという数値が目安になっているのでしょう。 しかし、火口から700m離れていても、たったの10秒ほどで噴石が飛んでくるわけです。10秒程度では、100mも移動できません。すぐそばに身を隠せるものがなけ

HCSLに33オームの直列抵抗が必要な理由

電子回路設計の話になってしまいますが、今日はHCSLで登場する、33オームの直列抵抗の存在理由について解説します。 終端処理について調べているうち、PCI Expressで使われるHCSLドライバの終端処理になぜ33オームの直列抵抗が必要なのか疑問に思いました。 というのも、HCSLドライバは電流駆動型です。ONのときに14mAの電流を出力し、OFFのときにはHigh-Zです。したがって特性インピーダンスが50オームの伝送路の場合は、終端処理用の50オームの並列抵抗があれば十分なはずです。しかし、通常の推奨回路には、33オームの直列抵抗もあります。 そこでちょっと調べてみると、インテルが提供する Pentium4のアプリケーションノート にその説明が見つかりました。 この説明によると、33オームの直列抵抗は、出力ドライバの寄生容量の影響で発生するオーバーシュートを減衰する、ダンピング抵抗の役目をもっているそうです。インテルの実験結果によると、33オームがダンピングの効果が十分得られる最小の抵抗値であったようです。 ちなみに、この抵抗値を大きくすると、より大きなダンピング効果が得られますが、スルーレートが低下しますので、信号品質がPCI Expressの規格にミートしなくなるおそれが出てきます。また、ON時の出力ドライバ側電圧が高くなりますので、大きすぎる直列抵抗は動作不良の原因となります。 インテルが推奨するドライバ側の最大電圧は1.2Vなので、直列抵抗値は最大35オーム程度です。すでにギリギリの値が推奨されていますね。 以上、HCSLの33オーム直列抵抗についての説明でした。

これは良い説明:伝送路や特性インピーダンスなど

伝送路の特性インピーダンスがぼんやりとしかわからないまま、これまで過ごしてきたのですが、このままではいかんと思い、自分なりにWikipediaで調べ、シミュレーションを動かしてみて、パラパラ漫画のような図を描いてみて、ようやくわかってきました。 そして、すばらしいサイトを見つけてしまいました。 http://members3.jcom.home.ne.jp/zakii/transmission_line/0contents.htm いままで見てきたサイトで、ここまで丁寧に図解までして説明しているところを見たことがありません。 特に、 終端抵抗の効果の説明 。ようやく送信側で終端処理した場合の電圧分布の動きが理解できました。やはり、伝送路の受信側では反射が起きているわけです。 このサイトを見る前に、自分でいろいろ四苦八苦したのが効果的だったと思います。 ところで、当たり前ですが、伝送路上であっても、電気信号=電磁波なのですね。そして、光も電磁波です。つまり、(電気信号の伝播速度)=(光の速度)なのです。 しかし、今後はやはりラプラス変換をきちんと使えるようにならんといかんなと思ってまいます。今年の課題のひとつです。

新年早々インフルエンザにかかって学んだこと

今年(2015年)は、元日からインフルエンザを発症してしまうという、まったく想定外のスタートを切ることとなってしまいました。これまでに罹ったことはなかったし、予防接種も受けていたので、まったく予想外でした。今回はこの経験から学んだことは、次の4点に集約されます。 インフルエンザ検査を受ける必要はない 急な高熱、強い悪寒と関節痛が判断の目安 正しい検査結果を得るためにはタイミングが重要 予防法は予防接種とマスク、手洗い、うがい、換気 以下、私の初期症状から検査を受けるまでの流れを簡単に説明した上で、この4点について、それぞれ詳しく説明します。 私のインフルエンザ体験 始まりは元旦の夕方、実家で夕食を食べた後に、寒気を感じたところでした。体温を測ると37度ちょっとの微熱がありました。実は、前日の31日まで、二人の息子(5歳と3歳)が、39度近い高熱を出す風邪(と思っていた)だったので、その風邪がうつったと考え、早めの夜9時半には床に着くことにしました。 真夜中に目が覚めると、節々の痛みや寒気がひどく、トイレに行くのもつらいくらいの怠さを感じました。熱を測ってみると38.6度まで上がっていました。この時点で、ようやく普通の風邪じゃないと思い、ネットで、インフルエンザについて調べてみました。すると、自分の症状は高い確率でインフルエンザのものらしいことがわかってきました。 翌2日の夕方に、同じような患者であふれんばかりの近所の診療所で、検査を受けると、A型陽性反応が出ました。医者から5 日分のタミフルを処方され、あとは回復まで家で食事以外はほとんど寝て過ごしました。幸い食欲はありました。 インフルエンザ検査を受ける必要はない 私は、今回検査を受けたわけですが、今では「やはり受けるべきではなかった」と考えています。その理由は費用対効果があまりに低いからです。辛い時に頑張って検査を受けに行くよりも、家でゆっくり休むほうが正しいのです。検査でインフルエンザであることがわかったとしても、「インフルエンザには特効薬も特別な治療法もない」(医師である弟談)のです。 検査のためのコストはかなりかかります。まず、発症から24時間以上、48時間以内に検査を受けなくてはならないので、39度の高熱が出ているときにわざわざ混み合う

明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。 ブログのテーマを絞ってしまったことで、なんとなく投稿が面倒になってしまった結果、投稿が止まってしまった経緯もあるので、内容については特に絞らないことにしました。日々の出来事や思考の記録に使います。 まずはインフルエンザ体験記からスタートしようと思います。 それでは、本年もよろしくお願いします。